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進物用のお線香とは?慶事用と仏事用とは何が違いますか?

進物用のお線香には、慶事用と仏事用があるので間違えないように気をつけましょう。

進物としてお線香を贈る

進物としてお線香を贈るのは、昔から日本で行われてきた伝統ある風習です。お線香を贈ることで、その家の人だけでなく、ご先祖様にまで敬意を払い、ご挨拶をするという気持ちが込められています。そのため、仏具店にはさまざまな進物用のお線香が並んでいますが、進物用でも慶事用と仏事用の両方があるので、注意が必要です。

 

慶事用のお線香

慶事用のお線香を贈るのは、主に結婚の挨拶や結納などの時です。結婚する相手だけでなく、その両親やご先祖様にまで感謝をし、これからの家族となるというご挨拶の意味でもお線香を贈ります。

結婚の挨拶に伺ったときに慶事用のお線香を持参し、両親への挨拶をした後に、仏壇へのお参りをさせてもらいますが、その時に持参したお線香をお供えします。結婚までにご先祖様への挨拶をする機会が持てなかった場合は、結婚後でもかまいませんので、ご先祖様の眠る仏壇やお墓にお参りをし、その際にお線香をお供えするのがよいでしょう。

水引は金銀や紅白の結び切りを使い、表書きとしては右上にご先祖様、中央に御土産や寿、御供と書きます。

 

仏事用のお線香

仏事用のお線香は、お盆や法事などのお供えや、喪中はがきが届いたときに喪中見舞いとして送ることが多いでしょう。法事などではお菓子や果物などをお供えすることが多いですが、お線香も一般的によく使われるお供え物です。また、喪中はがきが届くまで亡くなったことを知らなかった、という場合など、お香典を送りにくいタイミングではあるものの、お悔やみの気持ちを届けたい、という場合などにお線香を贈ることがよくあります。

水引には金銀や紅白の結び切りを使い、表書きは、御供などと書くのが一般的です。慶事用と仏事用では、水引や表書きの他、包み方も違うので注意が必要です。仏事用の場合は左から開くように包みますが、慶事用では逆に右から開くように包みます。信頼できる仏具店で、進物の用途を相談しながら用意するとよいでしょう。

 

まとめ

進物用のお線香には、慶事用と仏事用があります。いずれも、ご先祖様への敬意を払い、ご挨拶として贈るものですが、贈るときの表書きや使う水引、包み方などは異なりますので、仏具店などで相談しながら購入するのが良いでしょう。

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