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お墓の一坪(関西は1聖地)はどれくらいの広さ?不動産の一坪とは違う?

土地の広さを表す単位の「坪」ですが、お墓の一坪は不動産の一坪と大きさが異なります。

お墓の一坪と不動産の一坪

土地の広さを表す単位として一般的に「坪」がよく使われています。住宅などの説明に使われる不動産用語では、一坪は180㎝×180㎝ですが、お墓の一坪は90㎝×90㎝と不動産の4分の1の面積になります。面積でいうと、不動産の一坪が約3.3㎡なのに対して、お墓の一坪は約0.8㎡です。お墓の一坪はだいたい畳半畳はんじょう分の広さくらいと考えるとよいでしょう。不動産の一坪と比べるとかなり狭いので、不動産の一坪をイメージしてお墓に行くと、驚くかもしれません。

広告などでお墓の広さを坪数で書いている場合は、不動産サイズではなくお墓の一坪の大きさで計算するようにしましょう。一般的にはお墓の広さは1坪~2坪というところが多いのですが、都心部は土地が高いこともあって、0.5坪~1坪のところが多いです。

 

お墓の一坪が狭い理由

お墓の一坪の面積が小さい理由としてははっきりとはわかっていませんが、有力な説としては江戸時代にそれまで土葬だった埋葬方式が、伝染病の流行によって火葬になり、墓地に必要な土地が小さくなったことや、土地の価格が上昇してお墓に広い面積を割くことが難しくなったことなどがあります。

特に江戸などの都心部では人口が多くなるにつれてお墓の需要は高まりますし、土地も高騰しますから、坪という単位名は変わらずひとつひとつのお墓の広さのみがコンパクトになったと考えられます。

 

地域によって違う呼び名、関西では聖地?

お墓の広さの単位は「坪」で表すことが多いのですが、関西では「聖地」を使うこともあります。それ以外にも、地域によって呼び方が違うことはありますし、広さの規格も地域や霊園によって異なることが多いです。広告などでお墓を見る場合は、実際の広さがどれくらいあるのかをよく確認しておくように気をつけましょう。

 

まとめ

お墓の広さは、坪数で表すことが多いのですが、その広さは一般的な不動産の一坪とは違います。同じ一坪でも、不動産の一坪の4分の1の広さになるので、「思ったよりも狭い」ということにならないように、事前に確認しておくようにしましょう。また、関西では「一坪」ではなく「1聖地」と呼ぶことがあるように、呼び方も地域によって違う場合があります。

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