公開日:2022年01月01日
更新日:2024年01月06日
墓じまいとは?気になる手順や費用の相場はいくらくらいですか?
墓じまいをする場合は、いくつも手続きが必要になるので注意しましょう。
墓じまいとは
お墓は一般的にその区画の使用権を借りてお墓を建てているため、お骨やお墓を別の場所に移す場合は、借りた区画の返却を行い、更地に戻す必要があります。そうして使っていたお墓をもとの状態に戻して使用権を返すことを、墓じまいというのです。少子化や過疎化で遠方のお墓の管理が難しくなったり、お墓を受け継ぐ人がいなくなったりすることが多くなったことで、墓じまいを行うことも多くなりました。とはいえ、墓じまいをするにはきちんと手順を踏まなければなりませんし、費用もそれなりにかかるので、よく調べて検討するのが良いでしょう。
墓じまいの手順
現在使っているお墓の使用権を返却するときの手続きについては、霊園によって違いもあるので契約書などを確認しましょう。
それと同時に、墓じまい後の遺骨をどこに移動するかについても、決めておきましょう。家の近くの別の霊園に新たにお墓を建てるという人もいれば、お墓を継ぐ人がいない場合は永代供養の合祀墓などに移す場合もあります。
自分たちの代だけでなく、将来的にどうするかも考えて親族で相談しながら決めるのがよいでしょう。遺骨を移す時は、閉眼供養を行う必要があるので、そうした法要の手配も必要になります。また、墓地のカロートを開けて骨壺を取り出したりする作業や、そこを更地にするために石材店にも相談しておきます。行政手続きも必要ですので、現在のお墓から埋葬許可証、改葬先から受入証明書、役所から改葬許可証を受け取っておきましょう。
墓じまいの費用
墓じまいにかかる費用としてはいくつかの項目があります。
今まで使っていた墓地にかかる費用
墓石の撤去を行ったり、閉眼供養をするときに僧侶に渡すお布施などがこれにあたります。場所や墓石の大きさなどにもよりますが、墓石の撤去にはだいたい墓地1㎡あたり10万円前後、閉眼供養のお布施として3万円~10万円程度包むのが相場です。お墓が寺院内にある場合や、檀家からも抜ける場合は離檀料も払うのが一般的ですが、この相場は3万円~20万円と、寺院によってもかなり異なりますし、高額な離檀料でトラブルになることもあります。
新しいお墓にかかる費用
新しいお墓をどのタイプにするかによって費用はかなり違ってきます。新たに霊園にお墓を建てる場合は100万円~300万円と、かなり高額になりますし、合祀墓で永代供養をする場合は10万円~30万円程度になります。
また、改装する場合は、役所で改葬許可証を発行してもらいますが、手数料に数百円かかる場合もあります。
まとめ
墓じまいをする場合は、改葬先を決めたり、今の墓地を更地にして返却する手続きをしたりと、何かとすることが多いです。費用もあちこちに支払うことになりますので、きちんと計画を建てて予算を配分して行うようにしましょう。
- むずかしいお墓の事を丁寧にご説明いたします。
故人と遺族の思いを大切にしたご提案ができます。 -
大阪に5つ、大分に1つの霊園を運営しています。
ご自宅近くの霊園を、ぜひ一度ご見学ください。-
京阪牧野駅から徒歩6分
-
JR学研都市線津田駅から車で3分
-
大阪・京都・奈良の県境にある
(京阪奈墓地公園内)
-
泉北高速鉄道光明池駅から車で10分
-
京阪牧野駅から徒歩6分
-
日吉原レジャープールそば
-