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改葬、お墓じまいをしたいですが、いい時期や季節はありますか?逆に避けたほうがいい時期は?

改葬やお墓じまいは、お寺や石材店の都合と、その地域の気候を考えて決めるのがよいでしょう。

改葬やお墓じまいの時期

改葬とは、埋葬してあった遺骨を別のお墓に移すことで、移したことによって元のお墓を使わなくなる場合は、お墓じまいをします。この場合には、元のお墓から遺骨を出すときも、新しいお墓に収めるときも法要を行う必要があります。また、お墓を開けて骨壺を取り出すのは、石材店に依頼しなければなりません。改葬やお墓じまいは、宗教的に決まった時期があるというわけではありませんが、僧侶や石材店の都合も考えて決める必要があるのです。

 

お彼岸などは避ける

屋外での作業ということで、春や秋の気候の良いときがよさそうに感じますが、春や秋はお彼岸があるため、僧侶はとても忙しくなります。また、お墓参りに来る人も多く、お参りをしている横で工事をしているというのもあまりよくありませんので、霊園にお参りの人が多く訪れるという点でも春や秋のお彼岸は避けたほうがよいでしょう。お正月やお盆も、お墓参りの人が増えるので避けるようにします。

 

地域によっては気候も考慮

例えば冬になると雪が積もる地域は、真冬に改葬を予定しても雪が積もって作業ができない、ということもあるので、春から秋の間にしたほうがよいでしょう。逆に台風が頻繁に来る地域などは、真夏から秋にかけては台風の可能性があるので避けたほうが無難かもしれません。

大きな墓石を動かすことになるため、改葬は基本的には雨の日などは行いません。石が滑って安全に行えない可能性があるためです。その点からも、梅雨の時期や台風の季節などは、予定していても延期になってバタバタする可能性が高まりますので、雨の少ない季節にしたほうが安心です。

 

案内が間に合うタイミングで

お墓参りに来る人に対して、改葬や墓じまいを行うときの法要にお招きする場合もあれば、改葬するという案内を送付して知らせることもあります。こうした案内は、改装前に届かないと、お墓参りに行ってみたらお墓がなくなっていた、ということになりかねません。その点でもお墓参りに行くことが多いお彼岸は避けたほうがよいですし、日程が決まったら案内は早めに送るように心がけましょう。

 

まとめ

改葬や墓じまいに決まった時期があるわけではありませんが、法要をお願いする僧侶や、お墓を開けてもらう石材店の都合もありますから、繁忙期になるお彼岸やお盆は避けたほうがよいでしょう。また、雨の日は作業ができない場合もありますから、雨や雪の少ない季節にしたほうが安心です。

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