公開日:2019年05月01日
更新日:2019年04月25日
御仏前、御香典、御霊前?御仏前に使う不祝儀袋の種類とマナーについて教えてください。
宗教・宗派で選ぶ不祝儀袋は違うので注意しましょう。
不祝儀袋の選び方
香典を入れる不祝儀袋は、いろいろな表書きのものがあるので迷ってしまうことが多いでしょう。仏教のお通夜や葬儀、告別式で渡す場合は、御霊前・御香典・御香料・御仏前などの表書きのものを選べば問題ありません。御霊前は浄土真宗では使いませんが、それ以外の宗派はどれも使えます。
また、キリスト教の場合は、お花料となりますし、神式だと御玉串料・御榊料・ご霊前などを使います。細かく分かれているので難しく感じるかもしれませんが、他人の宗派などは知らなくても不思議ではないので、お通夜に行ってみたら違う表書きの不祝儀袋を持ってくるべきだった、ということもよくありますが、間違えても失礼にあたるということはないので、気にすることはありません。
表書きや内袋の書き方
表書きのご霊前などの文字はすでに書いているものを使ってもいいですし、自分で書いてももちろん構いません。名前は、水引の下側に、それよりもやや小さめの文字でフルネームを書くようにしましょう。内袋には金額と住所氏名を書きますが、書く欄がある場合は欄内に書き、書く欄がない場合は内袋の表の中央に金額、裏の下端に住所氏名を書くようにします。いずれも毛筆で書くのが望ましいのですが、なければペンでもかまいません。また、薄墨で書くのが正式ですが、最近では黒い筆で書く人も増えており、もちろんそれでも大丈夫です。
香典に関わるマナー
香典に入れるのは、新札は避けるようにして、新札しかない場合は一度折り目をつけてから入れるようにします。お札を入れる向きには特に決まりはないので、気にすることはないでしょう。お通夜と告別式の両方に参加する場合は、お通夜で香典を渡したら告別式には持参する必要はありません。2度渡すことは「不幸が重なる」ということで逆にマナー違反になるますので、その点は注意するようにしましょう。
まとめ
不祝儀袋の表書きにはいくつかパターンがありますが、仏教の場合は御霊前・御香典・御香料・御仏前などにしておけば、ほとんど間違いはありません。神式やキリスト教式などの場合は違う表書きのものが必要になるので気をつけましょう。
また、内袋には金額と住所氏名を書き、新札は避けます。名前などを書くときは、特に薄墨などにこだわる必要はありません。
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