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長い老後をどう生きるか。最近よく耳にする「没イチ」について。

没イチとは、配偶者と死別した人のことで、それを乗り越えて老後をどう生きるかということが話題になっています 。

「没イチ」とは

最近メディアなどで取り上げられようになった「没イチ」という言葉を広めたのは、第一生命経済研究所主席研究員だった小谷みどりさんです。小谷さんは、自身も夫との死別を経験しており、その喪失感や悩みを持つ人たちとともに「没イチ会」を創設。没イチになり、その後の人生をどう生きるか、どうすれば幸せに過ごせるかということについて考え、活動を行っています。

 

老後の楽しみをみつける

配偶者と死別した後は、どうしても寂しさや喪失感に襲われて無気力になりがちです。そうして引きこもってしまうとその寂しさを乗り越えることがどんどん難しくなっていくということで、新しい学びや趣味に積極的に取り組むことで、人とのつながりを持ち、生活や人生にハリを持たせることができます。没イチの人たちは意識的にこうした取り組みを行うことで、寂しさを乗り越えているケースも多いのです。

家族とのつながり

配偶者と死別した後、子どもがいる場合は「子供のために」と自分を奮い立たせて前に進むことが出来る場合があります。しかし、子どもがいなかったり、すでに独立して家にいないケースでは、自分の半身を失ったような感覚になることも珍しくありません。そんな時でも、できるだけ家族と連絡をとり、親がいれば親と関わることで、孤独を感じることなく過ごせる場合もあります。自分の親だけでなく、亡くなった配偶者の親とその後も親しく交流を持つ人もいますし、配偶者が亡くなったらもう関わりたくない、という人もいるでしょう。その場合は姻族関係終了届を役所に提出すれば、配偶者の両親などとは一切のかかわりを絶つことが出来ます。

没イチという呼び名にも注意

没イチ、という言葉は、決して悪い意味で考えられたわけではありません。しかし、やはり聞いた人や、その当人にとっては嫌な思いをする場合もあり、呼び名に賛否両論があるのも事実です。あまり軽々しく他人がいう言葉ではありませんので、使い方には注意するようにしましょう。

 

まとめ

夫婦として過ごす以上、いつかはどちらかが一人になるのは避けられません。高齢化が進んだ現在、没イチとして過ごす年月が長くなる可能性もありますから、その時にどう生きるかは、考えておいても良いのではないでしょうか。

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