公開日:2019年03月01日
更新日:2019年02月25日
ペットと一緒のお墓に入ることについて。
ペットと一緒に入れるお墓も増えていますが、一般的には一緒に入れないお墓がほとんどです。
ペットと同じお墓で眠りたいという人が増えています。
ペットを飼っている人にとって、ペットは家族同然ですから、亡くなった後も同じお墓に入りたいという気持ちはわかります。しかし、実際には従来のお墓はほとんどがペットの埋葬は出来ないとされていました。
ペットの埋葬がダメな理由
ペットを人間のお墓に一緒に埋葬できない一番の理由は、宗教上のものが多いと考えられています。普段から信心しているかどうかは別にして、日本のお墓のほとんどは仏教の様式で建てられ、仏教の僧侶によって法要が営まれます。しかし、仏教において動物は「畜生」と呼ばれる人間より下位の存在とされています。そのため、一緒のお墓に入るというのは難しいのです。そうした考えで親族が反対する場合もありますし、多くの場合は霊園やお寺が動物の埋葬を禁じています。
法律上は?
法律上は、ペットと同じお墓に入ることは問題ありません。人間は法律上火葬をして、埋葬する場合は墓地や霊園など一定の場所に埋葬することが決められていますが、動物の場合は「モノ」という扱いになります。動物のお墓を運営するペット霊園もありますが、それは「霊園」ではなく「倉庫業」にあたるものです。なので、人間のお骨を入れることはできませんし、人間の霊園のように無税というわけでもありません。そういった税制上の問題もあり、ペットを一緒に埋葬することを躊躇する霊園が多いのも事実です。
ペットも一緒に眠れる霊園も
しかし、最近のペットブームや、少子化によって我が子同然にペットを可愛がる人も多いことから、ペットも一緒に入れるお墓も各地に登場しています。また、従来のお墓の一角が、ペットも一緒に入れる区画になった霊園もあります。また、同じ区画には埋葬できなくても、敷地内にペットの永代供養墓がある霊園もあります。お墓はやはり自分だけではなく、親族も関係するため同じお墓には入れられないけれど、近くで眠りたい、という人にはとても良い方法でしょう。
まずは親族の理解を
ペットと一緒のお墓に入りたいという場合、新たに建てるお墓をペット可のものにするか、自分だけペット可のお墓に入るかといった問題があります。自分のこととはいえ、亡くなった後の手続きなどをするのは親族なのですから、希望をしっかり伝えて、理解してもらうようにしましょう。
まとめ
ペットと同じお墓に入るのは、それができるお墓を選べば問題ありません。最近ではペットと一緒に入れるお墓も増えているので、希望する場合は近隣で探してみるとよいでしょう。
- むずかしいお墓の事を丁寧にご説明いたします。
故人と遺族の思いを大切にしたご提案ができます。 -
大阪に5つ、大分に1つの霊園を運営しています。
ご自宅近くの霊園を、ぜひ一度ご見学ください。-
京阪牧野駅から徒歩6分
-
JR学研都市線津田駅から車で3分
-
大阪・京都・奈良の県境にある
(京阪奈墓地公園内)
-
泉北高速鉄道光明池駅から車で10分
-
京阪牧野駅から徒歩6分
-
日吉原レジャープールそば
-