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関東と関西では好む色が違う?墓石の色選びのポイント3つ。

墓石の色を選ぶときは、墓地の雰囲気や耐久性なども確認しましょう。

同じ御影石でも色はいろいろ違います。

日本の墓地で使われている墓石は、ほとんどが御影石です。墓地に行くと、白っぽい墓石や黒っぽい墓石など、いろいろな色の墓石がありますが、それも成分の違いによるもので、種類としては御影石に変わりありません。御影石は、風化に強く、丈夫であることから、墓石に使われることが多いです。

 

1.関東と関西で好まれる色が違う

白い墓石といっても、明るいグレーといった色目ですが、この白い墓石を好むのが関西、一方関東に行くと黒い墓石が増えると言われています。この理由としては、関西のほうでは白っぽい御影石が、関東では黒っぽい御影石が多く産出された、という説がありますが、それだけが原因かはわかっていません。お墓は白っぽいほうが縁起が良い、とされていたために、関西で白い墓石が増えたともいわれます。最近ではやや明るい灰色が多くなっているのが現状です。

 

2.耐久性にも気をつけて

同じ御影石でも、種類によって耐久性などは違ってきます。たとえば、石の耐久性に関連する点では、吸水性という指標がありますが、水を吸うことで石は脆くなったり割れやすくなったりするため、吸水性が低いほうが丈夫だということになります。御影石は一般的に黒いもののほうが密度が濃く、吸水性が低いため丈夫だといえるのですが、色が濃いために太陽の熱を吸収しやすく、夏場には触れないほど暑くなったりするので注意が必要になります。

 

3.墓地の雰囲気に合わせることも

お墓は、自分だけが霊園に建てるわけではありません。霊園は、それぞれの人の先祖が静かに眠る場所ですから、ある程度調和がとれるような墓石にすることが求められます。自分が契約した墓地だからと言って、あまりにも奇抜な色のお墓を建ててしまうと、落ち着いた霊園の雰囲気を損なってしまうことになりかねません。霊園によっては、色やデザインの制約がある場合もありますが、それがなくてもある程度は周囲との調和を考えて墓石の色を選ぶようにしましょう。

 

まとめ

お墓に使われる御影石にはいろいろな色があり、関西では白っぽいもの、関東では黒っぽい石が好まれる傾向がありました。お墓の色は、見た目の美しさはもちろんですが、耐久性や、霊園の雰囲気など、さまざまな点から検討して決めるのが良いでしょう。最近は、明るめの灰色を選ぶ人が多くなっています。

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