公開日:2018年06月01日
更新日:2018年06月28日
墓石の種類にはどのようなものがありますか?
現在使用されている墓石の多くは御影石です
細かく分けると、色や産地によって数百もの種類があります
石の種類
現在日本のお墓で最も多く使われているのが、御影石です。もちろんその他にも使われている石はありますが、御影石だけでも細かく分けると数百もの種類があり、色や産地などで分類されています。同じ御影石という名前でも、ほとんど真っ黒の黒御影もあれば、明るい色の白御影もありますし、白や黒以外の緑や青などの色が混ざった複雑な色目のものも少なくありません。
また、こうした石は種類によって硬度や吸水率が異なります。実は墓石にとって大切なのがこの硬度と吸水率。硬い石は、長い年月風雨にさらされても丈夫であるというだけでなく、硬いために加工が難しい一方で一度加工してしまえば美しい艶が出るのです。そのため、代々受け継がれるお墓に建てる墓石としては、最も適しているといえるでしょう。
吸水率とは、その名の通り水をどれくらい吸うかということです。どんな石でもある程度の給水はしますが、石によって吸水率は異なります。基本的には石は水を吸っても乾けば排出されるので大丈夫なのですが、寒冷地などでは水分を吸った状態で気温が下がると石の内部で水が凍って膨張し、石割れを起こす原因になるため、墓石に使う場合は吸水率が低いほうがよいとされているのです。
墓石に使われる石は、地域によっても違いがあり、東日本は黒い石、西日本は白い石を好んで使う傾向があります。それぞれの地域で墓地を訪ねると、石の色目がかなり違うことに驚かされるかもしれません。
墓石の形
墓石の形にもいろいろな種類があります。お墓と聞いて多くの人が思い浮かべるのが、縦型に長い石を置いた和型の墓石ではないでしょうか。しかし、実際には現在日本で最も多いのは洋型の墓石。洋型の墓石は、横長の石で高さを抑えたデザインが特徴です。彫る文字などもかなり自由なので、その点が人気の理由かもしれません。その他、丸い墓石や、ピラミッドのような円錐型の墓石など、自由な形を選んで墓石とする人もいます。
まとめ
現在お墓に使われている石の多くは御影石です。御影石といっても、色が黒いものや白っぽいもの、色目が複雑なものなど種類はさまざま。硬度や吸水率も確認しながら、好きな色目のものを選ぶとよいでしょう。東日本では黒っぽい石、西日本では白っぽい石が好まれる傾向があります。
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