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家族葬と一般のお葬式との5つの違いとは?

家族葬は親族や親しい友人のみで小規模に行うお葬式になります。

親しかった人だけを招いて行うのが家族葬

最近はお葬式を「家族葬で行います」「親族のみで行います」というケースが増えてきました。この家族葬とは、一般のお葬式とどのように違うのでしょうか?

 

違い1.参列者

家族葬と一般のお葬式の最も大きな違いは参列者です。従来の一般葬では、親族はもちろん近所の人や仕事で関わりのあった人など、たくさんの人をお招きして行います。喪主をはじめ親族は、列席者に失礼のないような準備が必要です。一方、家族葬の場合は親族や親しい友人のみで執り行います。人数は少なく、小規模でシンプルな式を行うのが一般的です。形式も自由にしやすいので、故人の希望に沿った式を行いやすいのも特徴です。

 

違い2.式場

家族葬は一般葬に比べて列席者の人数が少ないことが多いため、自宅で行う場合もあります。もちろん式場で行うこともあり、葬儀の規模や人数、自宅の状況、地域によってさまざまです。一般の葬儀の場合は、列席者が多くなることや、仕事のみの付き合いだった列席者もいることから、自宅ではなく式場やお寺などで行うことが多くなります。

 

違い3.お香典

家族葬の場合はお香典はなし、という決まりはありませんが、親族のみの葬儀になることからお香典は辞退するケースも増えています。とはいえ、事前に連絡を受けていない場合は用意していったほうが無難です。一般葬の場合はお香典をお渡しするケースが多いです。受け取った側は、四十九日を過ぎた忌明け後に香典返しを贈ります。

 

違い4.費用

日本消費者協会のアンケートによると、一般葬の場合は葬儀費用と飲食にかかる費用で150万円前後というのが相場です。もちろん葬儀の規模や列席者の人数などによっても異なりますが、おおむね50万から300万円程度かかると言われます。これに対して家族葬では規模が小さくなりますし、礼状などを用意しないことが多いことから必要経費もかなり少なくすみます。ただし、一般葬の場合はお香典を受け取ることも多いので、お香典で費用の多くが賄える場合もあり、お香典を辞退するケースが多い家族葬に比べて格段に費用が高くつくとも言えません。

 

違い5.準備

事前に行う準備という点では、家族葬のほうがはるかに少なくなります。一般葬は列席者が多いため、場所を示すための看板や忌紙などの準備が必要ですし、返礼品なども用意しておきます。基本的には葬儀社のほうがすべて準備してくれますが、一般葬の場合は喪主や親族は列席者がスムーズに参列できるように常に気を配る必要があります。家族葬の場合は、そういった準備はほとんど必要ありません。

 

まとめ

家族葬は一般葬に比べて列席者が少なく、親族や親しい友人のみということで香典もお断りするケースが多いなど、小さい規模で行うことが多いです。しかし、本当に親しかった人たちだけでお見送りをするため、暖かいお葬式を希望する人に人気が高まりつつあります。

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