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樹木葬で後悔した…と感じる理由は?よくある誤解と失敗を防ぐポイントを徹底解説

樹木葬で後悔しないために、事前に押さえるべきポイントとメリット・デメリットを詳しく解説します。

近年、お墓の継承やお世話の負担が少ないことや、「自然のもとで眠りたい」という需要から、「樹木葬」を選ばれる方が増えています。

 

その一方で、検討中の方から「いろいろな噂を聞いて、逆に迷ってしまった」というご相談をいただくことも少なくありません。

 

この記事では、創業以来、29年にわたりお墓や霊園に携わり、多くのお客様をご案内してきた経験から、見落としがちな注意点と、見学時に確認すべきをチェックリストをまとめました。

 

理想の供養を実現するために、ぜひご一読ください。

 

きれいな霊園

樹木葬を選ぶ時、多くの方が感じる不安とは?

樹木葬のシンボルツリー

 

近年、樹木葬の人気は急速に高まっています。
しかし、新しい選択肢だからこそ、漠然とした不安を抱える方も少なくありません。

実際にご相談いただく不安TOP3

私たちハピネスパークには、年間を通じて多くのお客様から樹木葬に関するご相談が寄せられます。

その中で、特にご相談いただくことの多い「樹木葬に対する不安」TOP3をご紹介いたします。

 

【第3位】追加料金に関する不安
「追加の納骨費用が高額なのではないか」「HPに書かれていないような料金が別途発生するのではないか」など、高いお買い物だからこそ、最終的な総額に不安を感じる方が多くいらっしゃいます。

 

【第2位】期限に関する不安

樹木葬には、最初から合祀型のものもあれば、一定期間は個別で、その後に合祀されるタイプ、合祀を行わないタイプもあります。

「樹木葬は一定期間が過ぎたら合祀されると聞いた」といった、期限に関するご相談も多くいただきます。

 

【第1位】本当に子どもに迷惑をかけないのか?という不安

「自分がいなくなった後、子どもに金銭や管理の面で迷惑をかけたくない」という想いは、今や多くの方がお墓選びにおいて、最も優先されるテーマとなっています。

 

例えば、将来的に管理費がかかり続けるのか、法要や手続きが家族の負担にならないか、遠方からのお参りが難しくならないかなど、心配の中身は人によってさまざまです。

「石のお墓じゃなくて大丈夫?」という新しい供養への戸惑い

これまで日本人が大切にしてきた「お墓=石」というイメージと違うため、「簡素すぎてご先祖様に申し訳ないのではないか」「手を合わせる対象がなくて寂しいのではないか」と不安を感じる方もいらっしゃいます。

 

また、樹木葬に対して「山の中に散骨する」ようなイメージを持たれている場合、「きちんとお墓参りができないのではないか」と心配されるケースも多いです。

 

実際には、現代の樹木葬の多くは(特に都市型や公園型と呼ばれるものは)、「石の代わりに木や花をシンボルにする」だけで、従来のお墓と同じように手を合わせてお参りできる場所となっていることがほとんどです。

 

「形」が変わっても、「故人を想う気持ち」や「お参りする習慣」は変わらない。そう理解することで、不安が解消される方は多くいらっしゃいます。

「仕組みやルールが霊園ごとに違う」ことへの戸惑い

「樹木葬」と一口に言っても、霊園によってルールや仕組みが全く異なります。

 

・合祀(ごうし)のタイミング
ずっと個別で眠れるか、数年で合祀されるか

・埋葬方法
骨壺か、土に還る袋に移すのか

・人数の制限
何人まで入れるか

 

これらの決まりが霊園ごとにバラバラなのです。
「樹木葬ならどこも同じだろう」と思い込んで契約し、後から「思っていたのと違った!」となるのが、後悔の最大の原因となっています。

樹木葬が選ばれている理由

最大の理由は、少子高齢化や核家族化による「お墓の継承問題」の解決です。

「子供に墓守の苦労をかけたくない」「跡継ぎがいないので永代供養にしたい」という需要から、樹木葬は多くの方に選ばれており、日本最大級お墓のポータルサイト「いいお墓」の調査では、購入したお墓の種類は一般墓をしのぎ「樹木葬」が48.5%で最多となっています。

また、「暗い石のお墓ではなく、花や木の下で眠りたい」という自然志向の方にも選ばれています。

なぜ「樹木葬はやめとけ」と言われる?よくある「後悔」のケース

悩む老夫婦

 

実際にインターネット上や口コミでよく見られる「後悔の事例」を5つのパターンに分類して解説します。

1. アクセスが悪くてお参りしづらいケース

「自然に還る」というイメージから、山奥の里山タイプを選んだケースによくある後悔です。

 

・車がないと行けない場所のため、免許返納後にお参りに行けなくなった

 

・元気なうちは良かったが、高齢になって山道を歩くのが辛くなり、足が遠のいてしまった

 

お墓は「今」だけでなく「10年後、20年後の自分」でも通える立地・環境かどうかが重要です。

2. 契約期間や合祀(ごうし)のルールで後悔するケース

認識の違いがあった場合に最も深刻なトラブルになりやすいポイントです。

多くの樹木葬では「13年」や「33年」など、個別に安置される期間が決まっており、それを過ぎると他人の遺骨と一緒に埋葬(合祀)されます。

 

・ずっとその場所で眠れると思っていたのに、期限が来たら合祀墓に移されてしまった

 

・やっぱり遺骨を取り出して引っ越したいと思ったが、すでに合祀されていて取り出せなかった

 

 「期限付き」なのか「永代(ずっとその場所)」なのか、契約書をよく確認する必要があります

合祀についてはこちらの記事で詳しく解説しております。

合祀(ごうし)とは?仕組みや費用、メリット、デメリットを徹底解説

3. 管理・景観への不満が出てしまうケース

樹木や草花は手入れを怠るとすぐに荒れてしまいます。
また、夏場の虫や冬場の落葉した姿などがイメージと違った…といった声も。
実際に霊園に足を運んで、管理状態を確認をしておけると安心ですね。

 

・契約時のパンフレットは綺麗だったが、実際に行ってみると雑草だらけだった

 

・シンボルツリーが枯れてしまい、ただの荒れ地のように見えて悲しい

4. 想定外の費用がかかってしまうケース

「樹木葬は安い」というイメージで、ホームページの表示価格をみて話を聞きに行くと、後から追加費用が発生することがあります。

 

・初期費用は安かったが、一人追加するごとに高額な追加料が必要だった

 

・年間の管理費や、石碑への彫刻料、法要のお布施などを含めると、結局高くなった

 

「総額でいくらかかるのか」「追加費用は発生しないか」を必ず確認するようにしましょう。

5. 埋葬方法や家族の同意で揉めるケース

・「土に還る」と思っていたのに、実際には土には還れない構造だった

 

・自分たちだけで決めて契約したら、親族から『先祖代々のお墓を捨てるのか』と猛反対された

 

埋葬の形式を確認すること、そして何より親族間での話し合いが大切です。

樹木葬で後悔しないための10個のチェックリスト

樹木葬のチェックリスト

 

  •  

    特に注意!取り返しがつかない失敗を避けるために

  • ① 合祀(ごうし)のタイミング
  • 一度合祀(他の方の遺骨と一緒にする埋葬)をしてしまうと、後から遺骨を取り出すことは不可能です。
  • 「知らない人と一緒になるのは抵抗がある」という方は、期限のない「完全個別」タイプを選ぶ必要があります。

 

② 人数制限の有無

最初は「夫婦2人」の予定でも、将来「独身のお子様も入りたい」となるケースは多々あります。

その時、「定員2名まで」の契約だと、大切なお子様が入れないという事態になりかねません。

 

「人数制限なし」の区画であれば、将来の家族構成の変化にも柔軟に対応できます。

樹木葬はどんな人に向いているのか

樹木葬は、お墓の継承者や管理の負担がかからないというメリットがありますが、全ての方におすすめできるわけではありません。
ご自身の価値観や状況と照らし合わせてみましょう。

樹木葬が向いている方の特徴

  • 跡継ぎがいない、または子供に負担をかけたくない方

  • 暗いお墓ではなく、花や緑に囲まれた明るい場所で眠りたい方

  • 形式や慣習にとらわれず、自分らしい供養を選びたい方

慎重になったほうがよいケース

  • 「先祖代々のお墓」や「家」の継承を強く重視する親族がいる場合

  • 将来的に、遺骨を別のお墓に移す(改葬)可能性が高い場合(合祀タイプだと移動できません)

  • 特定のお寺や宗派との繋がりを大切にしたい場合

実際の霊園ではどんな工夫がされているのか

ハピネスパーク

 

樹木葬の見学に来られる方からは、「立地・合祀・費用・管理」などさまざまな不安が寄せられます。

 

ここでは、霊園がどのように“後悔につながりやすいポイント”へ対応しているのか、
私たちが実際に運営している霊園での取り組みを例に紹介します。

 

1. 家族でお参りしやすい立地とバリアフリー設計

当園は、大阪・京都・奈良の主要エリアからアクセスしやすい立地にあります。
最寄り駅から徒歩圏内、または駅からの送迎バスをご用意しており、お車を運転されない方でも安心です。

また、園内は完全バリアフリー
階段や坂道をなくし、車椅子やベビーカーでもストレスなくお参りいただけます。「お参りのしやすさ」は、永く続く安心につながります。

 

2. 「合祀なし」家族だけでずっと眠れる樹木葬

千年オリーブの森/ハピネスパークの樹木葬は、合祀を行いません。
「知らない人と一緒になることはない」「ずっと家族だけの場所で眠れる」

というご先祖様との絆を大切にするお客様の想いを、永きにわたって守り続けます。

 

3. 人数制限なし・追加費用なしの明瞭会計

1区画あたりの納骨人数に制限を設けていません。

ご夫婦はもちろん、お子様やお孫様など、何人でも一緒に眠ることができます。

 

最初に提示する金額(永代使用料・永代供養料・墓石代などを含む)以外の追加費用がかからない、明瞭な料金体系です。

 

4. 「お参りに行きたくなる」美しい景観と管理

樹齢1000年のオリーブの大樹や、季節ごとに咲き誇るバラの花々。
私たちは「お墓=暗い・怖い」というイメージを払拭し、「公園に遊びに行くような感覚でお参りできる場所」を目指しています。

専属のスタッフが日々、植栽の手入れや清掃を行っており、いつ訪れても美しい環境を維持しています。

納得のいく樹木葬選びが「未来の安心」をつくります

樹木葬に「形」が変わっても、「故人を想う気持ち」「お参りする習慣」は変わらない。
そう理解することで、不安が解消される方は多くいらっしゃいます。

大切なのは「石か木か」という形ではなく、「誰を想って手を合わせるか」というお気持ちそのものです。

 

樹木葬選びで大切なことは、現地で霊園の雰囲気を確かめることです。

  • 実際の雰囲気は明るいか?

  • スタッフの対応は丁寧か?

  • ここなら自分も眠りたいと思えるか?

 

ハピネスパーク・千年オリーブの森では、無理な勧誘は一切行っておりません。

「樹木葬について詳しく知りたい」「自分に合っているか相談したい」というだけでも大歓迎です。

ぜひ一度、ご家族皆様で、この明るい空間を体感しにいらしてください。

 

ハピネスパークについて詳しく知る

むずかしいお墓の事を丁寧にご説明いたします。
故人と遺族の思いを大切にしたご提案ができます。

大阪に5つ、大分に1つの霊園を運営しています。
ご自宅近くの霊園を、ぜひ一度ご見学ください。

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