公開日:2025年08月10日
更新日:2025年08月10日
遺影写真のリボンはいつ外す?タイミングと意味を解説
葬儀後や、四十九日などの忌明けが基本
遺影写真のリボン、いつ外すべき?その意味とタイミング
葬儀の際、祭壇に飾られる遺影写真には黒や紫のリボンが付けられていることがあります。
これは、故人が亡くなられたことを示す喪の印として、また参列者に対して哀悼の意を表すために付けられるものです。
しかし、葬儀が終わった後、このリボンはいつ外せばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
実は、このリボンを外すタイミングについては法律や宗教上の明確な決まりはありません。
では、一般的な慣習や考え方をご紹介します。
一般的な外す時期は「葬儀後」または「忌明け」
最も多いのは、葬儀が終わった段階でリボンを外す方法です。
リボンは喪の期間を象徴するものですが、葬儀が終われば役割を果たしたと考えられるため、その場で外して保管するご遺族もいらっしゃいます。
一方で、四十九日などの忌明け法要までリボンを付けておき、その節目に外すという方法もあります。
四十九日は喪に服す期間の終わりを意味するため、このタイミングで外すと「一区切りをつける」という意味合いも生まれます。
どちらを選ぶかは、ご遺族の気持ちや宗教・地域の習慣によって異なります。
白黒以外の遺影の場合
白黒写真だけでなく、カラー遺影でもリボンをつける場合があります。これは、喪の期間をわかりやすく示す目的や、従来の慣習を守るためです。
最近では、生前の姿をそのまま伝えるためにカラー遺影を選ぶ方が増えていますが、リボンの有無は家族の意向や式場の方針によって変わります。
また、リボンをつけるかどうかは、他の遺影や会場全体の雰囲気との調和を考慮して決めるとよいでしょう。
写真が白黒でもカラーでも、外す基準は同じ
リボンを外すタイミングは、写真の色合いには関係ありません。
かつては白黒写真が一般的でしたが、現在ではカラー写真の遺影も増えています。
いずれの場合も、リボンはあくまで葬儀や喪中を象徴する飾りであり、宗教的な必須条件ではありません。
したがって、白黒写真であってもカラー写真であっても、葬儀後や忌明けに外すという考え方は同じです。
まとめ:大切なのは「区切り」の気持ち
遺影写真のリボンは、故人を偲ぶ気持ちを表す一つの象徴です。外す時期は法律で決まっていないため、葬儀後すぐに外しても、忌明けまでそのままにしても構いません。
大切なのは、ご遺族や近しい方々が「これで一区切り」と感じられるタイミングを選ぶことです。
もし判断に迷う場合は、葬儀を担当した葬儀社や菩提寺に相談してみるのも安心です。
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