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マンション暮らしなどで増えている。遺族も泊まれる遺体ホテル(遺体安置所)とは?

火葬までの間、遺体を安置できる遺体ホテルのニーズが高まっています。

遺体ホテルとは

遺体ホテルとは、亡くなってから葬儀や火葬までの間、遺体を安置することのできるサービスを提供する施設です。通常、病院などで人が亡くなると、自宅に遺体を搬送したり、葬儀場や葬儀社の安置スペースに搬送するなどします。しかし、さまざまな事情でこうした場所で遺体が安置できない場合に利用されるのが遺体ホテルです。遺体ホテルにはいろいろなタイプがありますが、一般的にはビジネスホテルのように遺体を保管できるようになっていて、遺体の腐敗が進まないような対策も行ってくれます。室内の温度は低く保たれていますし、ドライアイスを利用したり、長期間の保管が必要な場合はエンバーミングと呼ばれる防腐処理を受けられるところもあります。遺族などによる面会が可能なところも多いですし、簡単な葬儀ができるところも少なくありません。

 

遺体ホテルのニーズ高まっているわけ

遺体ホテルのニーズが高まっている背景には、遺体を安置するのが難しい住宅事情と、火葬までの日数の長さがあります。マンションなどの集合住宅や、核家族化による小さめの住宅が増えていることもあり、遺体を自宅に搬送できないというケースが多くなりました。広さの問題だけではなく、周辺の住民への配慮から搬送をためらう人も少なくありません。また、最近は火葬場が非常に混雑しており、数日間待たされるのは当たり前で、長いときは火葬まで1週間や10日もかかることもあります。その場合に遺体を適切な状態で保管するという点では、遺体ホテルは安心でしょう。

 

宿泊もできる遺体ホテル

遺体ホテルの中には、遺族の宿泊ができるところもあります。旅行業法の認可を受けていることが必要になるので、決して数は多くはありませんが、自宅との往復が大変だという場合はこうした遺体ホテルを探してみるのもよいでしょう。なければ近くで別にホテルを探すことになりますが、やはり大切なのは遺体の管理がきちんとできることなので、どのように保管されるのかを最優先に探すのがおすすめです。

 

まとめ

遺体ホテルとは、火葬までの間遺体を安置することのできる施設です。ビジネスホテルのように、遺体を保管して、遺族などが面会できるようになっていることから、遺体ホテルと呼ばれます。簡単な葬儀ができるところも多いので家族だけでの葬儀を希望する場合などは、こうした施設を利用するのもおすすめです。

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