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よくあるご質問

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遺骨を一時的に預かってくれる預骨について詳しく教えてください。

預骨とは、さまざまな事情ですぐに埋葬できないお骨を預かってくれるシステムです。

お墓の用意が間に合わない!という時には預骨が便利です

49日を過ぎたら自宅にお骨を置くのは抵抗があるけれど、お墓の準備が間に合わない、ということもあるでしょう。また、親族間の意見の相違などでどこに埋葬するか決まっていなかったり、お墓を建てる費用がすぐには用意できなかったりなど、さまざまな事情でお骨をすぐに埋葬できない人もいます。そんな時に利用できるのが、預骨というシステムです。

 

預骨とは、一時的にお寺や納骨堂でお骨を預かってくれるサービスになります。また、葬儀社や石材店などが預骨サービスを行っている場合もあります。サービスを提供しているお寺や企業によって、供養の有無や期間などは異なるので、個別に問い合わせをする必要があります。お寺によっては、依頼があれば預かっているお骨の法要や供養もしてくれますし、それが料金に含まれている場合もあれば、別料金になることもあります。お寺などによっては、法要があるときだけ自宅に持ち帰ったりすることもできますから、普段は預けておいて、必要な場合のみ自宅に持ち帰るという人もいます。

 

預骨の費用は、相場がだいたい1年で1~3万円程度。年間契約の場合もあれば、月々1000円や2000円での契約を行うところもあります。多くの場合、最初に保証金が必要ですが、これは3~5万円程度で、納骨先が決まってお骨を引き取るときに全額返金をしてくれるところが一般的です。一時的な預かりを名目とする預骨ですが、特に期限が決まっているわけではなく、費用を払い続ければ何年でも預かってくれるところは少なくありません。

 

引き取られない場合は?

最近、預骨をしてそのまま引き取りに来ない場合や、連絡が取れなくなるケースが問題になることがあります。こうしたときにお骨をどうするかも、サービスを提供するお寺や企業によって異なりますが、一定期間保管したのちに合祀墓に合祀したり、散骨したりするという規定を定めているところもあります。

 

まとめ

納骨までは自宅にお骨を置いておいても問題はないのですが、長期になりそうで管理が心配という場合などは、預骨は便利なシステムです。月1000円や2000円といった比較的安い費用で預かってもらえるので、急いでお墓を建てるのであれば、預骨を利用して、じっくり時間をかけて納得のいくお墓を作るのも故人によっては嬉しいかもしれません。

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