公開日:2019年09月01日
更新日:2019年08月27日
おしゃれでコンパクトな仏壇が流行っているのはなぜ?
住宅事情や経済的な理由により、おしゃれでコンパクトな仏壇が人気となっています。
仏壇を置くスペースがない
大きな仏壇は、広い仏間があるような昔ながらの広い家を想定して作られたものでもあります。マンションや核家族サイズの一戸建てが多くなった現在は、大きな仏壇を置くスペースを確保することは難しく、それでも仏壇を置くためにコンパクトな仏壇を選ぶ人が増えているのです。また、住宅の出入り口やマンションのエレベーターなど、大きな仏壇を運搬するのも困難な家も増えており、そういった面でも仏壇はコンパクトにせざるを得ないといえるでしょう。
インテリアにこだわる人が増えた
最近はインテリアにこだわる人が多くなり、なおかつ間取りの面で仏間を設けることが少なくなっていることから、リビングにおいても違和感のないおしゃれなデザインの仏壇が流行りとなっています。扉を閉めているとお洒落な棚や物入にしか見えないような洋風の仏壇も多く、和室があっても亡くなった人を偲ぶために普段過ごすことの多いリビングに置きたいということで、リビングのインテリアに合わせた仏壇を選ぶことも増えています。
比較的安く購入できる
立派な仏壇はどうしても価格が高くなるため、経済的な理由でコンパクトでシンプルな仏壇を選ぶ人も少なくありません。景気の問題などで高価な仏壇を購入するのが難しいというケースもありますし、都市部では特に仏壇にお金をかけるという文化がなくなりつつあるということもあるでしょう。
大きな仏壇は敬遠される傾向に
古くから続く家を訪れると、広い仏間に大きな仏壇があるのは当たり前でした。美しく彫刻を施した壮麗で重厚な仏壇は、ご先祖様への日々の供養に必要なものであり、家の体面のためにもそれは大切なものでした。
しかし、現在の都市部では立派な仏壇がないとご近所の手前恥ずかしい、ということはまずありませんから、それも、コンパクトな仏壇が増えている要因と言えるでしょう。
まとめ
核家族が多くなり、住宅もそれに合わせたサイズが増えていることで、大きな仏壇は置けないからコンパクトな仏壇を、という人が増えています。
また、洋風のリビングが主流となっていることで、インテリアを損なわないおしゃれな仏壇も人気です。
いずれにしても、昔ながらの立派な仏壇にお金をかけるという感覚は薄れつつありますし、仏壇の大きさや立派かどうかにこだわらなくても、故人をしのぶ気持ちがあれば十分だといえるでしょう。
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