公開日:2019年04月01日
更新日:2019年03月27日
お墓の地震対策について教えてください。
霊園自体の耐震対策と、墓石への対策が可能です。
日本は地震が多い国ですので、お墓にも地震対策は必要です。
お墓の地震対策としては、霊園規模で行い基礎の対策と、墓石を倒れにくくする墓石への対策があります。
基礎の地震対策
お墓の地震対策としては、まず霊園規模で行う基礎の部分の耐震工事があります。たとえば、区画全体の基礎に鉄筋コンクリートなどを打設することなどによって、耐震性を持たせる基礎工事などです。お墓は法令などで耐震工事などが義務付けられていないだけに、中には耐震対策をまったく行っていない霊園もあり、耐震性は墓地によってさまざまです。もちろん霊園全体で耐震工事をしているほうが望ましいので、できるだけそういった霊園を探すようにしましょう。
墓石の耐震対策
日本の和型のお墓は、基本的に石を積んでいるだけなので、大きな地震が起こると倒れてしまう危険性があります。墓石が損傷したり、隣の区画のお墓を倒してしまうなどのリスクがありますので、地震が来ても倒れないようなお墓が注目されています。それが、ひとつひとつの石を積むのではなく、積んだ形に一つの石から削り出した墓石などです。ひとつの石から削り出したお墓は、崩れる心配がないので安心ですが、墓石の価格がどうしても高くなってしまいます。
また、すでに建っているお墓の耐震対策としては、積んであるお墓に支柱を通す方法が一般的です。この方法は外からは見えませんし、横揺れにはかなり強くなるので比較的安心だといえます。また、最近では石と石の間に接着剤を入れて固定したり、耐震シートを挟んで倒れにくくする墓石も増えています。横揺れだけでなく、縦揺れにも強くなるうえに、比較的簡単に耐震対策ができるので便利です。お墓の耐震性が心配だという場合は、霊園や石材店に相談してみるとよいでしょう。
まとめ
墓石の耐震対策は、最近問題になることが多くなっており、新しく作られる霊園は基礎の部分に耐震対策を行っているところも多いです。また、墓石が倒れないように一体型にしたり、接着剤で固定したりするケースも増えており、お墓の耐震対策をする人が増えているのも確かです。既に建てているお墓でも、耐震対策はできますから、気になる場合は霊園や石材店に相談するようにしましょう。
- むずかしいお墓の事を丁寧にご説明いたします。
故人と遺族の思いを大切にしたご提案ができます。 -
大阪に5つ、大分に1つの霊園を運営しています。
ご自宅近くの霊園を、ぜひ一度ご見学ください。-
京阪牧野駅から徒歩6分
-
JR学研都市線津田駅から車で3分
-
大阪・京都・奈良の県境にある
(京阪奈墓地公園内)
-
泉北高速鉄道光明池駅から車で10分
-
京阪牧野駅から徒歩6分
-
日吉原レジャープールそば
-