公開日:2017年12月15日
更新日:2018年01月11日
お墓を建てるための費用の相場はどれくらいですか?
実際に購入した方の平均購入価格は約160万円です。
これからお墓を建てようとしている方にとって気になるのは、他の方がどれくらいの費用がかかっているのか、ではないでしょうか。
あるアンケートの結果としてこのようになっています。
お墓を建てる前に想定している金額としては、平均約100万円で、約半数の方が100万円以下での購入を考えていました。
実際に購入した方の平均金額は約160万円で、実際に100万円以下で購入された方は全体の4分の1程度にとどまりました。
この価格差は、なぜ起きるのでしょうか。
お墓にかかる費用を詳しく紹介します。
お墓にかかる費用
お墓を建てるためには、大きく分けると下記3つの費用が必要です。
- 永代使用料
- 墓石代
- 管理料
それぞれについてご紹介します。
1.永代使用料
永代使用料とは「お墓を建てる土地を使用する権利」に対して支払う料金のことです。
お墓の使用権を購入するために、寺院や霊園管理事務所など墓地の管理者に支払うお金です。
あくまで使用権を購入しただけで、土地を購入したことにはなりません。土地の所有権はありませんので、転売することはできません。また一度支払うと理由の如何を問わず返還されないケースがほとんどです。
永代使用権を取得すれば基本的には無期限で墓地を使用できます。しかし、年間の管理料をきちんと納めていない場合は通知を受けます。その通知を無視し続けると、最悪の場合、使用権は失われ、遺骨は合祀されてしまいます。お墓を継ぐ人がいなくなった場合も、権利は消滅することになります。
お墓の承継は不動産や預貯金の相続と違って、法律上で厳密に決まっていません。現状の民法では、承継者は長男に限らず、次男でも、嫁いで姓が変わった女子でも継ぐことは可能です。霊園によって「○親等以内の親族」など定められている場合もありますので、お墓を購入する場合には、将来誰が継承するかについても考慮しておきましょう。
2.墓石代
墓石の費用には、石材そのものの値段と、工事費・加工費がかかります。
石の値段は、使う石材の種類、産地、大きさによって決まります。
その石材の人気が高く、希少価値の高いものであれば、値段は高くなりますし、産出量が多いものであれば、値段は手頃になります。同じ石材でも、その石のランクによって値段は変わってきます。
石を使う量が多くなれば、その分値段も割り増しになります。
工事費は基礎工事や残土の処分費も含まれています。
加工費は石の加工のための費用です。
墓石の加工費は墓石の値段に対して30~40%くらいに費用が設定されることが多いです。手の込んだデザインや彫刻を施す場合に、石を削る手間が増えますので加工費が高くなります。
3.管理費
墓地の維持・管理に必要な費用です。料金は各霊園によって異なりますし、墓地の広さによっても異なります。年間で数千円から1万円程度が多いようです。
管理料は一般的に、墓地の永代使用契約をした時点から支払いが始まります。
そのため、墓地にまだお墓を建てていない場合や、生前契約でまだ納骨をしていない場合でも支払う必要があります。
寺院墓地を購入した場合は、墓地の購入と同時に檀家となるケースが多いので、以後檀家として寺院を支えていく義務が生じることを忘れてはいけません。行事の際に、志納金を求められることもあります。
まとめ
お墓の購入にかかる費用と実際の平均購入金額をご紹介しました。
基礎工事から購入した後まで、トータルの金額がいくらになるのかをしっかりと理解してお墓を購入しましょう。
お墓の購入でお悩みの方は、一度ご相談ください。
- むずかしいお墓の事を丁寧にご説明いたします。
故人と遺族の思いを大切にしたご提案ができます。 -
大阪に5つ、大分に1つの霊園を運営しています。
ご自宅近くの霊園を、ぜひ一度ご見学ください。-
京阪牧野駅から徒歩6分
-
JR学研都市線津田駅から車で3分
-
大阪・京都・奈良の県境にある
(京阪奈墓地公園内)
-
泉北高速鉄道光明池駅から車で10分
-
京阪牧野駅から徒歩6分
-
日吉原レジャープールそば
-