公開日:2017年08月31日
更新日:2018年01月11日
共同墓地とはどのようなものですか?
共同墓地とは、個々のお墓ではなく、共同で骨壷にお納めするお墓のことです。
共同墓地とは
昔からある共同墓地は、「地域で自然発生的に生まれた墓地」、「個人あるいは地域の方の共有名義の墓地で一般的に販売されることはない墓地」という意味合いが強かったのですが、現在の共同墓地は、昔からある共同墓地とは全く異なるものです。
現在の共同墓地は、個々の墓ではなく、石碑や供養塔などの広い地下納骨スペースなどに、共同で骨壺をお納めする墓地のことです。
また、共同墓地には複数の呼び方があり、「合祀墓」「合同墓」と呼ばれることもあります。
共同墓地を選ぶ理由
従来のお墓は、子孫が代々守り繋いでいくものでしたが、核家族化などで、子どもたちは遠く離れて暮らしていることも少なくありません。お墓の維持や管理、遠距離のお墓参りなどで、子どもたちや身内に迷惑をかけたくないと考える方が多くなってきました。
また、お墓にお金を掛けるよりは、生きている間に楽しみたいという方、経済的に立派なお墓を建てるゆとりはないけれど、自分のお墓は自分で決めておきたいという方もいらっしゃいます。
このように、お墓を管理できる後継人がいない、経済的に不安な場合に選ばれるお墓です。
共同墓地の埋葬タイプについて
共同墓地には3つの埋葬タイプがあります。
合祀タイプ
最初から遺骨を骨壷から出して一箇所にまとめて埋葬(合祀)するタイプです。
安置後合祀タイプ
ある一定期間、例えば33回忌まで、納骨堂や棚に骨壷(脳骨壷)のまま遺骨を安置し、その後合祀するタイプです。
分骨安置タイプ
遺骨は分骨し、一部を一定期間または永代に安置し、残りのお骨は合祀するタイプです。
また、最近では、樹木葬タイプの共同墓地も登場しています。
まとめ
共同墓地を選ぶ理由、共同墓地のタイプをご紹介しました。
墓は人生最後の住まいです。
ご自身が納得できるお墓を選んで頂くためにも、一度ご相談ください。
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