%e6%b0%b8%e4%bb%a3%e4%be%9b%e9%a4%8a

よくあるご質問

一覧に戻る

なかなかお墓参りに行けないのですが、大丈夫でしょうか?

Q. なかなかお墓参りに行けないのですが、大丈夫でしょうか?

A. なかなかお参りに行けなくても、ご自身を責める必要はありません。

 お墓参りは故人を供養し、偲ぶための大切な行為ですが、供養の形は決して一つだけではないからです。もちろん、定期的にお墓を訪れてお参りすることは、故人様やご先祖様への敬意や感謝を示す素晴らしい機会です。しかし、それが難しい状況にあるからといって、故人を想うお気持ちやご先祖様への敬慕の念が薄れるわけではありません。

 大切なのは、物理的な距離や時間の制約に関わらず、「想う気持ち」を持ち続けることです。現在の置かれている状況を受け入れ、無理のない範囲でできる供養の方法を考え、実行することが大切です。この後、お墓参りに行けない場合に代わりとなる様々な供養の方法について具体的にご紹介しますので、ご自身の状況に合った方法を見つけるヒントにしていただければ幸いです。

Q.お参りに行けないときの具体的な供養の方法には、どのようなものがありますか?

A.ご自宅での供養やお墓参り代行サービスなど、いくつかの方法があります。

1.ご自宅での供養を丁寧に行う
 お墓が遠方にあったり、頻繁に足を運べなかったりする場合でも、ご自宅でできる供養があります。

 

・仏壇やお位牌に手を合わせる

 毎日、あるいは命日やお盆などの節目節目に、仏壇やお位牌に手を合わせ、感謝の気持ちや近況を報告しましょう。お水やご飯、お茶などを供え、お線香をあげることも大切です。

 

・故人の好きだったものをお供えする

  故人が生前好きだった食べ物やお花などを、写真のそばや仏壇にお供えするのも良いでしょう。

 

・心の中で対話する

 特定の場所や物にとらわれず、静かな時間を見つけて故人を偲び、心の中で語りかけることも、立派な供養となります。

 ご自宅での供養は、物理的な距離に関係なく、いつでも故人を身近に感じられる方法です。

 

2. お墓参り代行サービスを利用する
 ご自身でお墓参りに行くことが難しい場合、お墓参りの代行サービスを利用するのも一つの方法です。専門の業者が、お墓の清掃、お花やお線香のお供え、合掌礼拝などを代行してくれます。

 

メリット
・遠方でもお墓を綺麗に保てる。
・清掃や献花、お線香など、一通りの供養を行ってもらえる。
・作業後の写真報告など、状況を確認できるサービスもある。

選び方のポイント
・サービス内容(清掃範囲、献花の種類、宗派への配慮など)
・料金体系(基本料金、オプション料金など)
・信頼性(実績、口コミ、契約内容の明確さなど)

 お墓参り代行サービスは、特に「お墓が荒れてしまうのが心配」「誰かがお参りしてくれている安心感が欲しい」という方におすすめです。

 

3. 親族や知人にお願いする
 もし、お墓の近くにお住まいの親族や知人がいらっしゃる場合は、無理のない範囲でお墓参りをお願いできないか相談してみるのも一つの方法です。

依頼する際の心遣い
・相手の負担にならないよう、事前によく相談する。
・お花代やお供え物代、お礼などをきちんと用意する。
・頻繁になりすぎないよう配慮する。
 お互いの状況を理解し合い、感謝の気持ちを伝えることが大切です。

Q.お寺や霊園がお参りを代行してくれるサービスはありますか?

A.お寺や霊園によってはサービスを提供してくれるところもあります。

 お墓があるお寺や霊園によっては、様々な管理サービスの一環として、お参りの代行やそれに類する供養を提供している場合があります。ただし、その内容や有無は、それぞれの管理主体によって大きく異なります。

 

具体的には、

・合同供養や法要

 お盆やお彼岸、年末などに、お寺や霊園の管理者が利用者全体のために合同で供養や法要を行ってくれる場合があります。

 

・管理費に含まれるサービス

 年間の管理費に、敷地全体の清掃や、定期的にお墓の区画にお花や水を供えるといったサービスが含まれている場合があります。この場合、個別の代行依頼というよりは、管理の一環として行われます。

 

・個別のお参り代行サービス

  一部のお寺や霊園では、利用者からの個別の依頼に応じて、清掃や献花、合掌といったお墓参りを代行する有料サービスを提供しているところもあります。

 

 こうしたサービスの内容や費用については、必ずお墓があるお寺や霊園に直接問い合わせて確認することが重要です。契約内容や規定によって大きく異なるため、「このようなサービスはありますか?」「管理費にはどのような内容が含まれていますか?」と具体的に尋ねてみましょう

 永代供養墓など、管理者が供養を続けてくれるお墓であれば、頻繁なお墓参りが難しくても安心感があります。

Q.遠方にお墓があり、今後全くお参りに行けそうにない場合はどうしたらいいですか?

A.お墓の引越し(改葬)や墓じまいを検討しましょう。

 現在はまだお墓参りに行けているけれど、将来的には体力的な問題や運転免許の返納、あるいは後を継ぐ人がいないといった理由から、継続的にお墓参りに行くことが難しくなるという不安をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。また、すでに様々な事情から全くお墓参りに行けていないという方もいらっしゃるかもしれません。

 このような、今後も継続的にお墓参りに行くことが困難な状況が続くことが予測される場合には、お墓の引越し(改葬)や墓じまいといった選択肢を具体的に検討する時期に来ていると言えます。

お墓の引越し(改葬)

 現在のお墓からご遺骨を取り出し、自宅近くの霊園や納骨堂など、よりお参りしやすい場所にある新しいお墓に移すことです。

墓じまい

 現在のお墓を撤去し、更地に戻すことです。取り出したご遺骨は、永代供養墓や合祀墓に移したり、散骨を選んだりする方法があります。

 現在はまだお墓参りに行けているけれど、将来的には体力的な問題や運転免許の返納、あるいは後を継ぐ人がいないといった理由から、継続的にお墓参りに行くことが難しくなるという不安をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。また、すでに様々な事情から全くお墓参りに行けていないという方もいらっしゃるかもしれません。

 このような、今後も継続的にお墓参りに行くことが困難な状況が続くことが予測される場合には、お墓の引越し(改葬)や墓じまいといった選択肢を具体的に検討する時期に来ていると言えます。

まとめ

 お墓参りに行けない状況は、決して珍しいことではありません。大切なのは、故人を想う気持ちを持ち続けることです。お墓に直接行けなくても、ご自宅での供養、お墓参り代行サービスの利用、親族や知人へのお願い、あるいは管理しているお寺や霊園への相談など、様々な方法で故人を偲び、感謝の気持ちを伝えることができます。

 また、長期的な視点で見て、今後もお墓参りが困難になることが予想される場合には、改葬や墓じまいを検討することも、大切な選択肢の一つです。

 一番大切なのは、形にとらわれすぎず、故人を想う気持ちを持ち続けることです。

 弊社では、お墓に関する様々なお悩みのご相談に応じております。改葬や墓じまいなど、何かお困りのことがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

むずかしいお墓の事を丁寧にご説明いたします。
故人と遺族の思いを大切にしたご提案ができます。

大阪に5つ、大分に1つの霊園を運営しています。
ご自宅近くの霊園を、ぜひ一度ご見学ください。

そのほかの「よくある質問」はこちら