公開日:2017年12月15日
更新日:2020年06月15日
永代供養とはなんですか?
遺族の代わりに霊園が責任持って永代にわたって供養と管理をしてもらえるお墓です。
公開日:2018/2/12
更新日:2020/6/15
永代供養墓とは
遺族の代わりに、霊園が責任を持って永代にわたって供養と管理をしてもらえるお墓です。
永代供養墓は、「えいたいくようはか」あるいは「えいたいくようぼ」と呼ばれています。
他の方の遺骨と一緒のお墓あるいは同じ納骨室(棚)に安置されることが多く、合祀(ごうし)墓、合同墓、合葬(ごうそう)墓、共同墓、集合墓、合葬式納骨堂などとも呼ばれます。
また霊園によって名称が様々で、永代供養塔、倶会一処墓、永代納骨堂、生前個人墓、永代供養廟(びょう)、永代納骨廟、永遠墓などの名称があります。
一般のお墓と永代供養の違い
- お墓参りをしなくても霊園が責任を持って永代にわたって供養と管理をしてくれる。
- 永代使用料が安く、一般のお墓と比べて料金が安い。
- 一式料金で10万円から100万円以上と形式、納骨方法など霊園による。30万円から50万円ぐらいが平均的。
- 一式料金を一度支払えば、管理費、お布施、寄付金など一切費用はかからない。
ただし、生前申込みの場合、年会費あるいは護寺費、年間管理費を支払う必要がある場合がある。 - 過去の宗旨宗派は問われず、宗旨宗派にこだわる必要はない。稀だが宗派に帰依(きえ)する、檀家になることが条件としているお寺もある。
永代供養墓のタイプ
主に以下の3つのタイプに分かれます。
- お骨安置用の納骨室(納骨棚)をつくり、その下に合祀(散骨)スペース(合祀墓)を設けたお墓
- 合祀墓を備えた納骨堂
- 一般のお墓のように個別(個人、夫婦)のお墓
さらに、合祀墓などの場合、納骨された人の名前などの記録として、以下の3つがあります。
- 石板の墓誌に刻字
- 過去帳に記載
- 墓籍簿に記載
永代供養墓の納骨
永代供養墓の納骨方法は以下のような方法に分かれます。
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最初から遺骨を骨壷から出して1ヵ所にまとめ土に還す合祀(合祀墓と言われる)
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ある一定期間(3回忌~50回忌。霊園による)までお骨を安置し、その後合祀
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お骨を分骨し、一部を一定期間あるいは永代に安置し、残りのお骨は合祀
永代供養墓の供養
霊園によって様々ですが、以下のタイミングでの供養が多いです。
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毎年の春彼岸、お盆、秋彼岸に合同供養を行う
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年に1回あるいは毎月供養
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毎年祥月命日も供養
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回忌供養
永代供養墓の費用について
永代供養墓の料金は以下のような構成で一式料金とされています。
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永代供養料=永代にわたって供養してもらう費用
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納骨法要のお布施
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刻字料=墓誌や墓石に納骨者名などを彫る費用
永代使用料、永代管理料、納骨料を含んでいます。
霊園によっては以下の様な設定をしている場合もあります。
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刻字料が別途料金
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納骨法要のお布施は別途
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夫婦2人で同時に申込みなど、複数申込みの場合お1人様の場合より割安料金
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生前申込者に対して入会費、年会費、入檀料など別途料金
永代供養墓の一式料金は、10万円という永代供養墓もあれば、100万円以上することもあります。また、最初から土に還す合祀であれば1体10万円、お骨を一定期間安置するかたちや故人ごとに埋葬し、その後合祀するかたちであれば30万円~50万円が平均的な金額と言われています。
まとめ
永代供養墓についてご紹介してきました。
従来のお墓に比べると、値段的に安く済みますが、お墓を継承できないということがあります。
お墓の継承を考えていない場合、永代供養墓も1つの選択肢です。
永代供養墓でお悩みの方は、一度ご相談ください。
執筆者:株式会社西鶴 代表取締役 山本一郎
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