公開日:2017年09月30日
更新日:2017年09月30日
跡継ぎがいなくて、無縁墓になってしまうかもしれません。何か方法はありますか?
無縁墓になってしまうことを避けるには、お墓を閉めて、永代供養か散骨をしましょう。
墓じまいは責任ある選択
核家族化や少子高齢化、転居の活発化で、お子様がお墓の近くに住んでいない、そもそも跡取りがいない状態にあります。このようなことが、無縁墓を増加させる要因と言えます。
無縁墓になってしまうと、墓地の管理者にも迷惑がかかってしまいます。
無縁墓だからといっても、墓地の管理者が勝手に「無縁墓」と判断して、撤去することはできません。
一般的には「維持費や管理費が何年も納められておらず、雑草なども生い茂っていて誰も供養にきていない」とわかったときから、お墓へ立て札を建てたり、官報に掲載するなどして、縁故者からの連絡をまちます。
1年経過しても連絡がない場合に初めて無縁墓として判断されます。
その後、管轄の自治体への改葬許可の申請を行い、許可が出た時点で撤去に移ります。
撤去費用はすべて墓地の管理者が負担することになります。
撤去された後のお骨は合葬されることがほとんどです。
このように、墓地の管理者や祖先に迷惑がかかってしまいますので、墓じまいをするということは、ご自身の責任を果たすことにもなります。
墓じまいの後は、お骨はどうすればよいの?
墓じまいをすると、今までお墓に納められていたお骨をどうすればよいのか、お悩みになると思います。いくつかの選択肢をご紹介します。
散骨
お骨を粉末状にし、海や山中などに巻くことを散骨と言います。
永久的にお骨を手放すことができますので、無縁墓になってしまうというお悩みは解決できます。
しかし、全てのお骨を散骨してしまうと後悔してしまうかもしれませんし、祖先のお墓参りはできなくなってしまいますので、しっかりと検討する必要があります。
永代供養墓
お寺や民営墓地、公営墓地などに、供養する永代供養墓が建てられていることがあります。
永代供養墓は、お骨をまとめて供養するものやそれぞれ別のお墓に入り、33周忌や50周忌が終わった後に合葬するタイプのものがあります。
まとめ
先祖代々受け継がれてきたお墓が無縁墓になってしまう前に、墓じまいをする、改葬すると言った対策を講じることが必要です。
ご自身だけでは考えがまとまらない、専門家のアドバイスが欲しい場合は、一度ご相談ください。
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