何世代にもわたり私たちの生涯を見守り、
後世に命を継承していく…
千年オリーブの森誕生
弊社の相談役だった父が2014年にこの世を去り、しばらくして京阪奈墓地公園から弊社に霊園開発の依頼がありました。そこは一万坪もの広大な敷地があるものの、閑散としており、ほとんど人が訪れない場所でした。
私はここに樹木葬の専門霊園を創ろうと考えました。
樹はスペインから輸入した樹齢1000年のオリーブの樹に決めました。なぜオリーブかというと、オリーブが驚くほど長寿の樹木であるからです。
さらに、オリーブは西欧において平和と繁栄のシンボルとされており、国連、WHO、オリンピックのシンボルマークやイスラエルの国章にも使われています。聖書に出てくる『ノアの方舟』や、金メダリストに送られる月桂樹もオリーブでした。
葉が落ちにくく、ほとんど水がなくとも生き続け、実がつき、食料になり、オイルにもなります。
何世代にもわたり私たちの生涯を見守り、その安寧を支え、後世に命を継承していく、そのシンボルツリーとして、オリーブの樹は最適だと考えました。
樹齢千年のオリーブを植える
もう一つの目玉が、管理棟に設置している「楽樹」という名の樹木です。
「楽樹」はアートディレクターの森本千絵さんから、人気女性アーティストのCDジャケットに使われたものを譲り受けました。
オリーブの樹と同じく幸せのシンボルとして、お客様に観賞していただいています。
千年オリーブの森の楽樹
さらに、千年オリーブの森は女性スタッフだけで運営しています。お墓や霊園という特殊な空間だからこそ、きめ細やかな気配りのできる女性に力を発揮してもらい、お客様に笑顔で喜んでいただきたいのです。
その後、現存するオリーブの古木としては日本一背の高い、高さ8メートルにもなるオリーブの樹をイタリアから輸入し、さらに活気ある新世紀霊園となっています。
日本一背の高いオリーブ