「相手」に喜んでいただくのはもちろん、
それ以上に「複数」が喜ぶことは何か…
これからのハピネスパークの進む道
コロナ禍、この業界が失ったものは実に大きいのです。
葬儀が簡素化され、住職たちは月参りが激減し、法事・法要といった人の集まりが制限されました。彼岸やお盆の墓参りを含め、コロナ終息後もこの流れが戻ることはないでしょう。
お墓は墓じまいにシフトしています。環境面からいっても、今後、大きな葬儀、大きな仏壇を購入し、大きなお墓を建てる人は皆無になるでしょう。
火葬後にお骨を持ち帰らない人も増えています。さらに、今後、行旅死亡人は年間10万人を超えるとされています。身元不明、身寄りのないまま亡くなる方が一気に増え、簡素な葬送さえされず、官報に記載された後は名前すら付けられずに番号で管理されることとなります。
「心」が欠落しているといいますか…、この国の将来を考えれば、なんとも寂しい限りです。
私たちが日ごろ両手を合わせるのは、ご飯を食べるときと寺社仏閣まいり、お墓や仏壇の前、そしてお金を貸してくれとお願いするときなど、ごく限られています。
それでも、ハピネスパークのお客様からは「ここ以外は考えられなかった」「この環境だから選んだ」「他だったら納骨堂にしたが、ここだから選んだ」といった腹の底から熱くなる言葉をかけていただき、我々一同の心にやる気に火をつけ、連帯感をもたらしていただいています。
お墓や霊園といえば、陰気で鬱蒼とし、階段や段差だらけで歩きにくく、トイレは汚く、駐車場は狭く、ただ雑草を抜くために渋々と訪れる場所だと思っている方が大勢います。実際のところ、しんみりするより、うんざりする場というのが本音ではないでしょうか。
それには業界の責任もあります。すべて「己のため」という考えが先行し、そこに「相手」の存在が欠如しているのです。
私たちハピネスパークでは、「相手」に喜んでいただくのはもちろん、それ以上に「複数」が喜ぶことは何かと考え、行動にうつしていくべく、切磋琢磨していきます。
常に成長し繁栄していくため、完成しない霊園を目指します。
いつなんどきもハピネスを提供できるよう、いつでも行きたくなる霊園を保ち、「ハピネスパークだから選んだ」と言われ続けることができるよう、お墓や樹木葬を断念した地域にも機会があれば出店し、弊社の若者たちに活躍の場を与え、お客様を創造していきます。
楽樹を見上げて楽しそうにする子供達
車イスを使われる方にとってもお参りしやすい樹木葬