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他人が遺骨を引き取ることは可能か①

こんにちは。

樹木葬専門霊園 千年オリーブの森 京阪奈 田中です。

故人(こじん)の遺骨の所有権(しょゆうけん)が誰にあるのか

遺骨(いこつ)の受け取りを拒否(きょひ)ができるのかといったことを法律上の定義なども踏まえて解説いたします。

遺骨はだれが引き取るのか

遺骨に関しては、普通の相続と異なります。

良く勘違いされるのが、所有権のある物品だからといって、不動産や金融資産と同じルールで家族に自動的に遺族のうち誰か一人継承されると思われている方が大半です。

そして、祭祀財産の所有権は、祭祀継承者にあるというのが通説です。

民法上では、遺骨は祭祀財産として定義されてはいませんが、最高裁によって、遺骨は祭祀財産であり、祭祀継承者に帰属(きぞく)するという判決がでています。