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よくあるご質問

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エンバーミングとはなんですか?したほうがいいの?

エンバーミングとは何ですか?

エンバーミングとは、亡くなった方のご遺体を衛生的に保ち、自然な外見を保つための専門的な処置のことです。エンバーマーと呼ばれる有資格者が血液を防腐処理液に置き換え、同時に身体の洗浄や顔の修復・化粧なども行います。日本では近年、故人とゆっくりお別れをしたいと考えるご家族のニーズに応えるかたちで、導入が広がりつつあります。

 

どんなときに必要になるの?

葬儀まで日にちが空く場合に便利

例えば、土日を挟んで火葬場の予約が取れないとき、遠方に住む家族の到着を待つときなど、葬儀までに時間が空く場合にエンバーミングが有効です。冷却装置だけでは不安というご家族に安心感を与えます。

ご遺体の状態が気になるときにも

事故や病気によって顔色や外見に変化がある場合、エンバーミングによって穏やかな表情に整えることが可能です。直接お顔を見てお別れしたいという希望を叶える大きな助けになります

 

メリットは何ですか?

心に余裕をもったお別れの時間を確保できる

一番のメリットは、ご遺族が心に余裕をもってお別れの時間を過ごせる点にあります。エンバーミングによって、故人の見た目が自然に整えられることで、「見送る側」としての精神的な安心感が大きく高まります。遺族は急かされることなく、十分な時間をかけて故人と最後のお別れができるため、心の整理もしやすくなります。

自宅安置や長時間の面会が可能に

エンバーミングを施すと、従来の冷却のみの保管方法では難しい自宅安置や、長時間にわたる面会が可能となります。これまで、短時間での安置や厳格な温度管理が求められていたケースでも、エンバーミングにより衛生状態が長期間維持されるため、家族や親族がゆっくりと故人に向き合える環境を整えられます。これにより、遠方からの参列者や高齢者も無理なく面会することができます。

感染症リスクの低減や季節対策にも有効

また、エンバーミングは感染症のリスク低減という重要な側面も持っています。故人が衛生的な状態で保たれることで、面会時の感染症対策がより徹底され、安心して集まることができます。特に、夏場など気温が高い時期においては、従来の方法だけでは対応が難しい場合があるため、エンバーミングの効果が一層期待されます。

実際の利用者からの高い評価

実際にエンバーミングを利用された方々からは、「本当にきれいな顔で見送れて安心した」といった声が多く寄せられています。こうした生の声は、エンバーミングが遺族に提供する精神的な安心感や、故人を穏やかに見送るためのサポートとして有効であることを示しています。遺族にとっては、心に残る最後のお別れを実現できる大きなメリットと言えるでしょう。

費用とその内訳に関する注意点

エンバーミングの費用は、一般的に10万円〜20万円が相場です。多くの場合、平均的な料金は約15万円前後となっています。ただし、地域や提携している葬儀社、実施される施術の内容によって料金は変動します。また、基本料金に加え、搬送費や保冷管理費などの追加費用が発生するケースもあります。事前に詳細な見積もりを依頼し、費用の内訳を十分に確認することが、安心してサービスを利用するための大切なポイントです。

 

したほうがいいの?

結論として、「絶対に必要なもの」ではありませんが、心残りのないお別れを望む場合には検討する価値が高い選択肢です。時間に追われることなく、ご家族のペースで見送りたいと考えるなら、エンバーミングは非常に有効です。費用面とのバランスを考慮しつつ、故人とご遺族の希望に沿った形を選びましょう。

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