公開日:2024年10月06日
更新日:2024年10月06日
樹木葬のお参りの仕方ってお墓と違うの?
基本的には変わりはありません。ただ霊園によって異なることがあるので解説します。
目次
樹木葬のお参りの仕方:自然の中で故人を偲ぶ新しいスタイル
樹木葬は、墓石の代わりに木々や花々がシンボルとなる供養スタイル。お参りの仕方やマナーも少しだけ異なりますので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
樹木葬のお参りは何が違うの?
樹木葬のお参りは、基本的な心の持ち方は従来のお墓参りと同じですが、いくつかの特徴があります。
1. お参りする場所が違う
樹木葬では、墓石の代わりに木や花がシンボルとなります。そのため、お墓の前ではなく、指定された木や花壇の前で手を合わせるのがあります。自然の景観の中で、故人と対話するような気持ちでお参りしましょう。
2. お供え物は「自然に優しいもの」を選ぶ
樹木葬は自然との調和を重視しているため、プラスチック製品や化学物質を含むものは避け、環境に配慮したお供え物を選ぶのがポイントです。たとえば、生花や無添加のお菓子、果物などが好まれます。また、花は派手な色よりも、周囲の景観に調和するような控えめな色合いを選ぶと良いでしょう。
3. 線香やろうそくは使えないこともある
自然の中では火を使うことが禁止されていることもあります。そういった場合は、火を使わずに故人を偲ぶ方法を選びましょう。手を合わせるだけでも良いですし、アロマキャンドルやお香スプレーを使うのも一つの方法です。
4. 自然の一部として故人と向き合う
樹木葬では、墓前に立ってお参りするよりも、自然と一体化した場所で静かに過ごし、故人を思い出すことが大切です。たとえば、木の根元に座って風や鳥のさえずりを感じながら故人と語り合うのも良いでしょう。墓前での会話にこだわらず、自然の中で心を落ち着けて過ごすことが樹木葬ならではのスタイルです。
5. お掃除や管理は最小限でOK
墓石のお掃除や草取りといった手入れは、それほど必要ありません。落ち葉拾いや簡単なゴミの片付けを行い、施設の美観を保つ程度で十分です。樹木葬を行っている施設では、定期的にスタッフが管理を行っているため、訪れる方は軽いお手伝い程度を心掛けましょう。
樹木葬のお参りの流れ
1. 到着したらまずは挨拶から
樹木葬のエリアに到着したら、まずは管理者に挨拶をし、訪問を伝えましょう。樹木葬のエリアは一般の墓地と異なり、自然環境が守られている場所です。お互いが気持ちよく利用できるよう、まずはコミュニケーションを取ることが大切です。
2. 故人が眠る木や花の前に立ち、心を落ち着ける
故人が眠る場所やシンボルとなっている木、花の前で静かに佇みます。周りの景色を眺めたり、耳を澄ませて自然の音を聞いたりして、気持ちを落ち着けましょう。
3. 手を合わせ、故人に感謝と報告を
故人への感謝の気持ちや、近況報告を心の中で伝えます。もし火を使えない場合でも、手を合わせるだけでしっかりと気持ちは伝わります。
4. その場で静かに過ごす
時間を気にせず、しばらく静かに故人と向き合いましょう。忙しい日常を忘れ、自然の中で故人と対話することができる貴重な時間です。
5. 最後に軽く周囲を掃除して帰る
お参りが終わったら、木や花の周りの落ち葉やゴミを軽く拾い、施設をきれいにしてから帰りましょう。
まとめ
樹木葬は、自然と調和しながら故人を偲ぶ新しい供養の形です。自然の中で過ごしながら心を落ち着け、故人と向き合うひと時を大切にしてください。お参りの際には、施設ごとのルールを確認し、自然環境に配慮した行動を心掛けることが大切です。
樹木葬を通じて、故人との絆をさらに深めていきましょう。
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