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よくあるご質問

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位牌を供養するにはどうしたらいいの?

位牌いはい供養くようするには2つ方法がございます。

①お寺にて永代供養えいたいくようしていただく

②魂抜きをした後、お焚き上げをおこなう

 

位牌とは

位牌とは亡くなった亡くなった方の戒名・法名かいみょう・ほうみょう没年月日ぼつねんがっぴ俗名ぞくみょう年齢ねんれいを記しております。

故人の魂が宿る場所です。

位牌は木でできており、2つの種類がございます。

なお、浄土真宗は原則位牌は用いません。

その代わりに過去帳かこちょう法名軸ほうみょうじくを用います。

白木しらきの位牌

白木しらきの位牌は四十九日法要までに仮の位牌です。

白い木で作られていることが多いのでこの名称で呼ばれています。

四十九日法要を終えるとのちにご案内する「本位牌」に変わってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

本位牌

本位牌は四十九日法要からお仏壇にまつっていく正式な位牌です。

まつるにあたってお寺さんより「魂入れ」を行います。これにより個人の魂が宿っていくのです。

本位牌には漆塗りのものや、金箔などの装飾が施されております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

過去帳かこちょう

故人の戒名(法名)かいみょう(ほうみょう)や俗名、命日(亡くなった日)、享年などを記しておくものです。

 

亡くなった方の名簿のようなものというお考えがいいかもです。

過去帳かこちょうに記録するのは仏教の習慣です。神道、キリスト教の方は過去帳を用いることはありません。

過去帳かこちょうに記す風習の多い宗派は浄土真宗です。

浄土真宗はほかの宗派と違い、亡くなった方はすぐに仏になり、西方浄土さいほうじょうどおもむくという考え方ですね。

西方浄土さいほうじょうどにまつわるストーリー

西方浄土さいほうじょうどという言葉は西方のはるかかなたにあるという苦しみや悩みのない、はすの花が咲き乱れている安楽の世界を指します。

 

この「西方浄土さいほうじょうど」という言葉を聞いてある物語が思いつく方もいらっしゃるかもしれません。

そう、ドラマでもおなじみ「西遊記」です。

 

三蔵法師さんぞうほうし孫悟空そんごくう猪八戒ちょはっかい沙悟浄さごじょうを従え天竺てんじくを目指すお話です。

なぜこのお話が西方浄土さいほうじょうどと関係があるのか。

西遊記は唐の時代に中国からインドにわたり仏教の経典を持ち帰った玄奘三蔵げんじょうさんぞう旅路たびじを記した「大唐西域記だいとうさいいきき」をもとに書かれたお話です。

中国からインド(天竺)に向かった旅路たびじの話なので関係があるんですね。

 

法名軸ほうみょうじく

法名軸ほうみょうじくとは法名や没年月日が書かれた小さな掛け軸のことです。

他宗派で言う位牌と同じ意味合いになります。

こちらも位牌と同じように四十九日法要までに菩提寺や仏具店に依頼して作成し、仏壇の内側にかけておきます。

そして四十九日法要当日に対象となる故人の法名軸を仏壇の全面に出しておきます。

位牌供養の方法

位牌を供養するきっかけは、位牌の作り替え、先ほどご案内した

①お寺にて永代供養していただく

②魂抜きをした後、お焚き上げをおこなう

この2点をお伝えします。

お寺にて永代供養

永代供養とは、お寺や霊園に位牌を預けることで、家族に代わって供養をしていただけます。

永代供養といってもお寺や寺院によって機関が決まっているのが多いので確認しましょう。

一般的なのは33回忌がめどになっております。

 

 

 

お焚き上げ

こちらは「魂抜き」をおこなったうえでお焚き上げをおこないます。

魂を抜いたことで依り代からモノにになったという考えです。

 

過去帳かこちょう法名軸ほうみょうじくの供養

位牌とは異なり、過去帳や法名軸は先祖の霊が入っているとは考えられておりません。

・特に供養は必要なし

・寺院の名前などが記載ある場合については供養が必要

の考え方となります。

 

ただ、お神様の名前が書かれたものなのできちんとお寺さんに供養していただきたいという方はお寺さんに読経をお願いいたしましょう。

 

 

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