公開日:2022年10月10日
更新日:2025年04月23日
納骨堂と永代供養の違いってなに?期限が切れたら合祀される?
「納骨堂と永代供養の違いって?」と疑問に思う方が増えてきています。
正確には納骨堂と永代供養は違いを見極める種類のものではありません。
「永代供養」は本来、墓地管理者が家族に代わりお墓や遺骨を供養・管理を請け負う、形のないサービスです。一方、納骨堂は遺骨を収蔵する施設です。納骨堂と永代供養の違いの比較は難しいでしょう。
一般的に永代供養と言うと、合祀墓や樹木葬をイメージする方が多いです。「納骨堂と永代供養の違い」と言う質問は、納骨堂と永代供養墓(合葬墓など)の違いを差すのではないでしょうか。
今回は、納骨堂と永代供養墓(合葬墓など)の違いについて、それぞれのメリットデメリットを詳しく解説していきます。
目次
納骨堂とは?
納骨堂とは、故人の遺骨を納めるための収蔵スペースを備えた建物です。納骨堂の費用相場は10万~150万円です。
納骨堂はお一人様、ご夫婦、ご家族など、家族形態ごとの利用プランを選べる点が特徴です。少子高齢化、核家族化が進んでいる時代において、雑誌や新聞記事などのマスメディアに取り上げられる機会が増えています。
広告の印象から、高級感のあるきれいな内装の建物の中で、スタイリッシュなお墓参りをイメージされる方も多いのではないでしょうか?
納骨堂の運営は、自治体などの公営、民営、寺院による3種類があります。
納骨堂は、期間を選択して利用するお墓
納骨堂は、使用申込みをする際に利用期間を選択する場合があります。
よくある納骨堂の利用期間
- ・3年
- ・13年
- ・33年
三回忌、十三回忌、三十三回忌など、法要の節目に合わせた利用プランが用意されています。
回忌法要までは故人ごとの個別の納骨堂でしっかりと供養を行い、その後は永代供養墓など他人と共同のお墓へ遺骨をまとめて合祀するという流れが一般的です。
納骨堂の管理費、払えないとどうなる?
納骨堂の多くは管理費の支払いが継続的に必要です。
この管理費が未払いになると、以下のような対応が取られることがあります。
・管理費未払い時の対応
初期の催告通知
・支払いの猶予期間(施設ごとに異なる)
・猶予後も未払いが続くと契約解除、合祀墓への移動
つまり、管理費が払えなくなると、個別の納骨スペースから他の方と一緒に合祀されるリスクがあります。
将来的に支払いが難しくなることを懸念される方は、「永代管理付き」の納骨堂や、管理費不要の供養方法も検討することをおすすめします。
機械式納骨堂のメリット・デメリット
メリット
・アクセスが良い場合が多く、天候にも左右されないためお参りがしやすい
・カードキー等を導入している施設も多く、セキュリティが高い
デメリット
・機械が故障するリスクがある
→故障時には遺骨が取り出せない場合や、修理に時間がかかることも。
・管理費が必要で、支払いが滞ると、契約解除・合祀のリスクがあります
・期間終了後は合祀となることが多い。
万が一に備え、契約時に「故障時の対応」「保証内容」をしっかり確認しておくことが大切です。
永代供養とは?
永代供養とは、色々な理由でお墓参りに行けない遺族の方に代わって、霊園や寺院がご遺骨を管理・供養してくれる埋葬方法のことをいいます。
つまり、永代供養をすると、お墓は霊園や寺院が永代にわたって全て管理してくれるため、子孫がお墓を継承する必要はありません。
そのため、身寄りのない方や子供のいない方々が永代供養を利用することが多くなっています。
永代供養墓は、お墓の費用を可能な限り抑えたいという方にも多く利用されています。
この他、近年では子や孫に墓守りの手間をかけたくないという方や、お墓にお金をかけるより子どもにお金を遺してあげたいという方の中にも、永代供養墓を選ぶ方が増えています。
永代供養として選ばれることが多いのは、
永代供養墓
永代供養墓とは、霊園や寺院が家族に代わって、永続的に遺骨を供養・管理してくれるお墓のことです。
従来のお墓のように、子孫が代々お墓を守る必要がなく、家族や身内のいない方でも安心して利用できる供養方法です。
「合祀墓」と呼ばれる複数の方の遺骨を一つの墓所にまとめて埋葬するスタイルのお墓が主流ですが、個別で眠ることのできる永代供養墓もあります。
合祀墓は一般のお墓よりは比較的安価で、契約時にまとめて支払う「一括払い」が多く、以後の管理費は不要になるケースもあります。
また、年忌法要などの供養も、霊園や寺院が行ってくれるため、家族の手間を省きたい方、遠方でお墓参りが難しい方にも選ばれています。宗教法人が運営していることが多いため、利用条件に宗派制限がある場合は、事前確認が必要です。
樹木葬
樹木葬は、自然と共に眠ることを目的とした新しい供養方法です。
墓石の代わりに樹木を墓標とし、遺骨をその周囲の土中に埋葬するスタイルが一般的です。
都市部だけでなく、自然豊かな山間部や里山などに設けられた霊園も多く、故人が「自然に還る」という思想に共感する方々に選ばれています。
費用は、一般的なお墓よりも安価で、年間管理費がかからない場合もあります。後継者がいなくても利用でき、将来的な維持負担が少ないことから、近年注目されています。
樹木葬は、個別埋葬のほか、他の方と一緒に埋葬される「合祀型」のものもあり、霊園やプランによって異なるので、事前に内容を確認することが大切です。
ハピネスパークでは、樹木葬でも合祀をいたしません。
まとめ
「永代供養」は本来、墓地管理者が家族に代わりお墓や遺骨を供養・管理を請け負う、形のないサービスです。
納骨堂は遺骨を収蔵する施設を差すため、納骨堂と永代供養の違いの比較は難しいでしょう。
納骨堂にもメリット・デメリットがありますので、事前に内容をしっかりとご確認いただくことが大切です。わからないことや、お困りのことがあればご相談ください。
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