公開日:2020年09月01日
更新日:2024年01月07日
納骨式の案内状の書き方と注意点には何がありますか?
納骨式の案内状は早めに準備して送っておくようにしましょう。
納骨式の案内状
納骨式は、お墓にご遺骨を納めるときに行う法要で、お墓で行うのが一般的です。参列者には返礼品を準備し、法要後には会食を行うこともあります。こうした準備の都合で、事前に案内状を送って出欠を確認する必要があります。案内状は、返信用封筒を同封して封書で送ることもあれば、最近は簡略化して往復はがきで送ることもあります。
納骨式の案内状の書き方
納骨式の案内状に各内容は、時候の挨拶・法要の内容・法要後の予定・納骨式の日時などです。納骨式の案内をする相手は多くの場合葬儀などにも出席していただいているため、季節に合わせた時候のあいさつの後に、葬儀に出席していただいたことへのお礼を書き、納骨式を行うことになったという流れで書くのが一般的です。
納骨式の案内状の例文
謹啓 早春の候 皆様方には益々御清祥のことと拝察申し上げます
先般の亡父○○の葬儀には ご丁重なるご厚志を賜りまして誠にありがとうございました
このたび 下記の日程にて納骨式を執り行わせていただきたいと考えており ご都合がつくようでしたらご臨席いただければ幸いです
なお 納骨供養の後には粗宴を用意させていただいております勝手ではございますが 同封のハガキを○月○日までにご返信くださいますようお願い申し上げます
謹白
喪主 ○○
納骨式の案内状の注意
案内状ですから、法要の目的や、期日、場所などがわかりやすく書かれていることが最も大切です。相手が都合をつけやすいように、会食の有無や喪服か平服かなども書いておくと親切でしょう。
なお、こうした法要の案内状には、句読点をつけないのが慣習です。あくまで慣習ですので、最近では句読点をつけた案内状を送ることもありますが、現在でもつけない場合が多いので、覚えておくとよいでしょう。
返信用はがきを同封することや、切手を貼るタイプの返信用封筒には切手を貼っておくことも忘れないようにします。お墓は場所がわかりにくい場合もあるので、簡単な地図もあるとよいかもしれません。
四十九日の法要に合わせて納骨式を行う場合は、返信の期日を考えると葬儀の後すぐに案内状を用意する必要があるので、日程にも注意しましょう。
まとめ
納骨式の案内状は、必要な要件をわかりやすく書いてあれば、テンプレ通りのものでもかまいません。相手に返信をお願いすることも考えて、早めに用意して送るように気をつけましょう。
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