「摩崖仏(まがいぶつ)」とは

投稿日：2024年09月08日

こんにちは。樹木葬専門霊園千年オリーブの森(京阪奈墓地公園内)の中谷です。

夏の暑さも終わりを迎え、秋の気配が感じられる気候となったかと思えば、またうだるような暑さが戻ってきたりと変わった気候ですね。

皆様も体調など崩されませんように。

今日は、自然の崖にそのまま掘り出された仏像である

「摩崖仏(まがいぶつ)」についてお話ししていきます。

摩崖仏(まがいぶつ)ってなんですか？

通常の石仏のように切り出した石材から仏像を彫りだすのではなく(移動が可能)、

自然の崖や石を彫刻し、仏像を彫りだしたものを「摩崖仏(まがいぶつ)」(移動できない)と言います。

(↑栃木県　大谷寺の写真)

磨崖仏は古くからインド、中国、朝鮮に多く見られます。インドのアジャンター石窟、中国の雲岡石窟などが有名です。

日本では、平安時代～鎌倉時代にかけて摩崖仏は多くつくられました。

九州地方、近畿地方、関東地方、北陸地方、東北地方など広い地域で見られています。

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