仏像の歴史③

投稿日：2023年04月04日

こんにちは

千年オリーブの森の大榎です。

千年オリーブの森では桜が満開です。

仏像の違いって？

仏像を見てみると、阿弥陀如来とか、大日如来とか、薬師如来とか名前がついています。

仏像はお釈迦様の姿を現したものなのに、なぜそれぞれ姿が違うのでしょうか？

仏像はそれぞれ、経典などに載っている釈迦のそれぞれの姿を表しています。

ですので、名前や特性が違います。

釈迦は悟りを開いた人すべてを指します。

如来像の基本となる姿です。

髪はくるくると縮れていて(螺髪)、着ている服も簡素な一枚の布です。

基本的には釈迦如来と同じですが、亡くなる人を迎えに来る姿と言われています。

この世でいい行いをし、阿弥陀如来を念ずれば死後極楽浄土へ行けるとされています。

この世での行いや、どれだけ深く仏教に念じたかであの世での行き先が決まると言われています。

右手に薬壺(やっこ)と呼ばれる物を持っているのが特徴です。

病気を治して衣食住を満たすという「十二の大願」を立て、生きている間に願いを叶えてくれます。阿弥陀如来に対しては死後の世界での安寧を願いますが、この薬師如来は現世での願いをかなえてくれるのが特徴です。

奈良にある薬師寺にある本尊もこの薬師如来です。

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