マイコプラズマ肺炎とは 千年オリーブの森 枚方 大阪 京都 奈良
投稿日:2024年09月07日
こんにちは。千年オリーブの森(京阪奈墓地公園内) 中野です。
最近子供への感染が流行している【マイコプラズマ肺炎】とはどのような病気なのか解説します。
マイコプラズマ肺炎症状と治療
【症状】
- 発熱、咳、頭痛などの一般的な症状
- 特に咳は「乾いた、痰を伴わない」ものが特徴
(咳は数週間から1ヶ月程度続き、悪化すると痰がでる)
- 症状が現れるまでの潜伏期間(2~3週間)
- 症状が悪化すると、息切れや呼吸がしづらくなる。(肺に炎症が広がり酸素が取り込みづらくなるため)
【治療方法】
- 抗生物質(マクロライド系、テトラサイクリン系)の治療
- 自宅でのケア方法(安静、水分補給、加湿50%~60%を保つ)
- 症状が重く、呼吸困難等がみられる場合は入院が必要になります。
マイコプラズマ肺炎と肺炎の違い
マイコプラズマ肺炎と一般的な肺炎とは何が違うのでしょうか?
マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマという細菌が原因。ウイルスや典型的な細菌性肺炎とは異なる病原体。
飛沫感染や接触感染で広がりやすい、特に学校や家庭内で子供から大人へ感染するケースが多い。
放置すると長引く。
一般的な肺炎
肺炎球菌やインフルエンザ菌などの細菌や、ウイルス(インフルエンザウイルスなど)が主な原因。
通常は免疫が低下している人や高齢者に多くみられる。悪化した風邪の合併症として発症する場合が多い。
高齢者や基礎疾患のある人は重症化するリスクが高い。
【治療法の違い】
マイコプラズマ肺炎:
特定の抗生物質(マクロライド系、テトラサイクリン系)が効果的。
自然治癒することもあるが、治療しないと長引くことが多い。
一般的な肺炎
細菌性肺炎の場合、抗生物質で治療。ウイルス性の場合は抗ウイルス薬や免疫力の強化が必要。
マイコプラズマ肺炎予防策
- 予防接種はないが、手洗いやマスク着用が効果的
- 免疫力を高めるための生活習慣改善
- 家族内での感染を防ぐ方法:特に子供が感染した場合、家庭内感染予防が重要(マスク、手洗い、換気など)
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