お墓の移動(引っ越し)改葬とは
投稿日:2020年02月07日
こんにちは。
ハピネスパーク 千年オリーブの森 田中です。
例年に比べ、今年は暖かい日が続いておりましたが、少し前から冬の
独特な静けさを感じるようになってまいりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
お墓の移動を考える理由
1・故郷に墓があるが、遠く離れていて十分に供養ができない。
2・自分はもう故郷に戻ることがないので、現在住んでいる自宅から通いやす場所を考えている。
移動(引っ越し)改葬の流れ
1・受け入れ墓地を確保して、受け入れ書又は永代使用証を取得する。
何処で:引っ越し先のお寺や霊園
2・埋葬(納骨)証明を現在の寺、霊園から受け取る。
何処で:元のお墓がある寺等の管理者
3・改葬許可申請書を市町村に提出して許可をもらう
何処で:受け入れ許可書・埋葬、納骨証明書を元のお墓がある市町村に提出し、新しい霊園に提出する。
4・改葬にすること
何を:住職に魂ぬきをしてもらう
5・お墓から遺骨を取り出し、新しいお墓へ移動する
どうする:古い墓は寺、霊園に聴き、更地にして返すか、現状のままでいいのかを聴く。
6・新しい霊園に遺骨を持っていき、開眼供養を行う
開眼供養とは:新しいお墓、樹木葬に魂を入れてもらいます。
お寺とトラブルにならないようにするために
寺の墓地の場合、改葬するなら住職に許可をもらう必要があります。
その際に、檀家を離れる費用として「離断料」りだんりょうを請求されることがあります。
基本的には改葬は自由に行え、離断料にも法的な根拠はありません。
ですが、寺も檀家を失うことは、寺にとっても望ましいことではありません。
これまでお世話になったお寺に誠意をもって、対応することが大切です。