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スペースがなくなったら新しくお墓を建てなくてはいけないの?

こんにちは。

 

千年オリーブの森堺和泉の篠田です。

 

お盆が終わり少しですが、過ごしやすくなりましたね。

 

お骨を土に返す

お墓によっては、納骨スペースの床部分がそのまま土になっていたり、コンクリートの床の一部が土になっている場合があります。こういった場合には、古い骨壺のお骨を土に広げることで骨壺のスペースを確保していきます。土に広げたお骨は、やがて微生物などによって分解されて土に還っていくのです。お骨の一部を小さな骨壺に移し替えて、残りは土に還すという方法もあります。

 

骨壺をまとめる

基本的にはひとつの骨壺にはひとりのお骨を入れて納骨を行いますが、お骨は砕くことによってかさが減りますから、何人ものお骨をひとつの骨壺に入れることができます。こうして砕くことを粉骨といいますが、粉骨することで骨壺の数を減らし、スペースに余裕を生み出すことが可能です。「お骨を砕く」ということに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、お骨を砕くことは、宗教上にも問題ありませんし、骨壺に収めるときにはやることが多いので、気にすることはありません。

 

弔い上げのタイミングで

土に還したり、骨壺をまとめるといっても、亡くなって日の浅い人のお骨をそのように扱うわけにはいきません。33回忌など、弔い上げと言われるタイミングならば、十分供養を行った後なので土に還すのもよいでしょう。お骨を取り出した後の骨壺は、ただの入れ物なので、素材に合わせて自治体の決まりに従い処分してかまいません。

 

千年オリーブの森 堺和泉公式ホームページ