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散骨のメリットとデメリットには何がありますか?

千年オリーブの森堺和泉の篠田です。

先日は十数年ぶりに甲子園に行ってきました。

生で見るプロの野球は迫力がありました。

 

引用元:https://m.hanshintigers.jp/ticket/event/kyocera_ultra.html

 

散骨とは

散骨とは、遺骨をお墓に埋葬するのではなく、海や山に撒くことで供養とするものです。一部を手元に置く場合はありますが、基本的にはお墓は作りません。遺骨は粉状にしてから撒きますが、どこに撒いてもよいというのではなく、公海や自分の私有地、墓所など、許された場所でしか行えません。また、散骨するにしても、死亡届や死亡診断書、火葬許可書などは必要になるので業者に確認しておきましょう。

散骨のメリット

散骨のメリットは、まず費用が比較的安いということがあります。業者に依頼して行うのが一般的なので、2030万前後必要にはなりますが、お墓を建てるとそんなものではすみませんし、その後の供養にかかるお金も必要です。散骨の場合は、それ以降の供養は基本的には必要ないので、全体的な出費としては抑えることが出来ます。また、年忌法要なども基本的には必要ないので、遺族の負担を減らすということにもつながります。少子化によって、お墓を守る人や、供養を引き継ぐ人がいなくなった場合に散骨を望む人が多いのも、こうした背景があるためです。

 

そして何より、海や山など、自然に還るというロマンがあります。自然を愛する人にとっては、骨壺に入れられてお墓の地下に安置されるよりも、自然に還ることを望むのは当然のことなのかもしれません。海が好きだった人なら海に、山が好きだった人は山に、中には宇宙に散骨する、という例もありますから、生前に散骨する場所の希望を伝えておくことが大事になります。

 

散骨のデメリット

散骨のデメリットは、やはり遺族の気持ちとしては複雑にならざるを得ない、ということがあるでしょう。確かにお墓を建てるのはお金がかかりますが、お墓に行けば故人に会える、という感覚があるのも確かです。散骨することによって、心の拠り所をなくすような感覚になる人は少なくありません。また、近い近親者は故人の遺志を聞いていても、親族の中には散骨に反対する人がいるケースもあります。そうして親族で揉めることがあるのもデメリットです。さらに、費用の点でもお骨を撒くだけだから安い、というわけではなく、業者や散骨場所によってはかなり高価になることもあります。