公開日：2022年12月31日
更新日：2024年02月10日

魂・お性根抜きの供養を、宗派の違うお坊さんにお願いしていいのか？

疎遠そえんになりつつあるお寺

お寺さんの檀家だんか離れが急速に進みつつある時代になってきましたね。これと並行して、面倒を見られなくなったお墓じまいや仏壇の供養、整理処分のため、お寺さんに魂・お性根しょうね抜き供養を依頼する方が増えています。

お寺さんとのお付き合いが疎遠そえんになり、以前のように気軽にお坊さんに供養をお願いできる人も多いです。また、引っ越しなどで遠く離れた菩提寺ぼだいじ（檀家になっているお寺）のお坊さんに、気軽に供養を依頼できなくなってしまう場合もあります。何の供養儀式もせず、お墓じまいをしたり仏壇をゴミでそのまま捨ててしまうわけにもいきません。

そうした時に、仏教では多くの宗派で共通した考え方があります。その一つが、「仏様に魂・お性根を入れる・抜く」という概念です。墓じまいや仏壇整理の際には、この概念に基づき魂・お性根しょうね抜き供養、儀式をおこなうのが慣習になっています。魂・お性根という概念がない浄土真宗でも、魂を入れる・抜くとは別の形で読経どっきょうの儀式をおこなっています。

先祖代々からお付合いのあるお寺さん・お坊さんにこのような儀式をお願いできる場合は問題ありません。しかし、檀家を離れてしまっていたり、引越しをしてしまったりで、お坊さんとお付合いがない場合は面倒です。自らお坊さんを探さないといけません。

近所で見つけたお寺さんが、あなたがもともと信心している宗派とは違う宗派だったらどうするでしょうか？違う宗派のお寺さんに魂、お性根抜き法事をお願いすることは問題ないのでしょうか？

今回は、お客様からご質問をいただきましたの調べ、お寺さんに聴きました。

見られなくなったお墓やお仏壇の供養や整理をする場合、「魂、お性根抜き法要を、宗派の違うお坊さんや寺院にお願いしてもよいか？」

【公式】千年オリーブの森堺和泉：https://e-saikaku.co.jp/sakai-izumi/index/

【LINEでご相談】：https://lin.ee/32fMfPX

むずかしいお墓の事を丁寧にご説明いたします。 故人と遺族の思いを大切にしたご提案ができます。