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梅雨なのに「水の無い月」?6月「水無月」の本当の意味、知っていますか?

こんにちは、ハピネスパーク 千年オリーブの森 京阪奈の藤田です。

ジメジメとした梅雨の季節がやってきましたね。

 

ここ枚方市でも、雨の日が増えてきて、紫陽花の花が綺麗に色づき始めました。

さて、そんな6月のことを、昔の呼び方で「水無月(みなづき)」というのはご存知の方も多いかと思います。でも、不思議に思いませんか? 一年で最も雨が多く、まさに「水の月」であるはずなのに、「水の無い月」と書くなんて。

これには、実は面白い説があるんです。

「無」は「無い」という意味ではなかった!

 

最も有力な説とされているのが、この「無」は「無い」という意味ではなく、助詞の「の」にあたるというものです。

つまり、「水月」は「水月」という意味だったのです!

昔の日本では、田んぼに水を引くのがこの時期。人々にとって、田植えに欠かせない水を天に感謝する、まさに「水の月」だったんですね。そう聞くと、梅雨の季節にぴったりの名前だと思えませんか?

6月30日に食べる、もう一つの「水無月」

そして、6月といえばもう一つ、「水無月」という名前の和菓子があります。

引用元:https://mi-journey.jp/foodie/70449/

ういろうの上に小豆が乗った、三角形の涼しげな和菓子です。

これは、6月30日に行われる神事「夏越の祓(なごしのはらえ)」に合わせて食べられます。

「夏越の祓」とは、一年のちょうど半分にあたるこの日に、半年分の罪や穢れ(けがれ)を祓い、残り半年の無病息災を祈る行事のこと。神社などで、茅(かや)で作られた大きな輪「茅の輪(ちのわ)」をくぐる光景を見たことがあるかもしれません。

この時に食べる和菓子「水無月」には、

  • 三角形のういろう → 暑気を払う「氷」を表現
  • 上の小豆 → 赤色が悪魔払いの意味を持つ

という、人々の祈りが込められているんです。

本格的な夏を前に、昔の人の暮らしや祈りに思いを馳せながら、和菓子の「水無月」を味わってみるのも素敵ですね。

皆様のジメジメした気分を吹き飛ばすお手伝いができれば嬉しいです!

これから暑い夏がやってきますが、皆様も健やかにお過ごしください。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

この記事を書いた人

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