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浄土真宗における「往生」の考え方とは

こんにちはハピネスパーク交野霊園の荻本です。

3月から交野霊園に勤務することになりました。

よろしくお願いいたします。公園のように明るい霊園内

浄土真宗における「往生」の考え方とは

仏教にはさまざまな宗派があり、それぞれに独自の「往生(おうじょう)」に対する考え方があります。一般的には、亡くなった人が修行を積みながら浄土へ向かうと考えられることが多いですが、浄土真宗では少し異なった捉え方をします。

他の宗派との違い

多くの仏教宗派では、故人はあの世で仏の弟子となり、修行を重ねながら浄土へと向かうとされています。そのため、遺族は故人が無事に浄土へ至れるように、追善供養として法要を執り行い、読経やお供えを行います。これによって、故人がより良い来世を迎えられるよう願うのが一般的な考え方です。

浄土真宗の「往生」の考え方

一方、浄土真宗では、阿弥陀仏の本願にすべてがゆだねられていると考えます。私たちは生前に南無阿弥陀仏と念仏を称えることで、阿弥陀仏の救いにすでに預かっているのです。そのため、浄土真宗では、亡くなった瞬間に極楽浄土へと生まれ変わり、すぐに仏となるとされています。

つまり、他の宗派のように「修行を積んで徐々に浄土へ向かう」のではなく、「すでに阿弥陀仏に救われているから、すぐに往生できる」と考えるのが、浄土真宗の特徴です。

法要の意義について

浄土真宗において法要は、故人のために行うものではなく、むしろ残された私たちのためにあるとされています。亡くなった方はすでに極楽浄土に往生し、仏となっています。ですから、私たちが法要を営むのは、故人への感謝の気持ちを表し、自らが仏法に触れ、救われる機会とするためなのです。

このように、浄土真宗の往生の考え方は、「私たちは阿弥陀仏にすでに救われている」という大きな安心感に基づいています。故人を偲びつつ、仏の教えを改めて受け取り、自らの生き方を見つめ直す場として、法要を大切にしていきたいですね。

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