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お墓の家紋

こんにちは。㈱西鶴の石川です。

3月になりましたが、まだまだ寒い日が多いですね。
時々暖かい日があるので、少し寒さが戻ると余計に寒く感じます。
体調を崩しやすい時期ですので、くれぐれもご注意ください。
 
さて仕事でお墓造りのお手伝いをさせていただいていると、様々な
家紋との出会いがありました。
そのことから自然に家紋に興味がわいて、色々なお墓にお邪魔すると
ついつい珍しい家紋に目が留まるようになりました。
 
最近出会った珍しい家紋をご紹介いたします。
家紋の名前は不明です。
 
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丸の中の扇が船に乗っています!
扇の語源は、風を送って神を仰ぎ(アオギ)寄せることからオウギと
呼ばれるようになったと言われています。
神事で使われる扇は縁起物で、持っていることで厄除けにもなりました。
武士にとっても、神によって身が守られ、戦に勝利すると信じられていた
ことから、家紋に用いられるようになりました。
また、扇は末広ともいい将来発展するめでたい家紋です。
そんな扇が宝船に乗っているのですから、非常におめでたい家紋だと
思われます。 
 
 

さてこちらは「藤輪に三本引」という家紋です。
 
untitled
 
周りの輪が藤で出来ています!
珍しいですね!
藤は長寿で繁殖力も強いので、子孫繁栄を願って使われる人気の家紋です。
また平安貴族の藤原家と縁のあるお家にも多い家紋です。
さて、藤輪の中の漢数字に三のような家紋は「三本引き」という家紋です。
シンプルなデザインですがこの1本の線が龍を示すそうで3匹の龍ですね。
三本引きは鎌倉武士の三浦氏が使用していたのが最初だといわれていて、
「引き紋」全般に足利将軍はじめ、源氏に縁の家紋です。
こちらのお家は藤原家にも源氏にもルーツがあるのかもしれませんね!

本当に家紋て面白いですね!
また珍しい家紋に出会いましたらご紹介いたします。