お墓の開眼供養(法要)とは?意味・準備・お供え物をわかりやすく解説
投稿日:2020年07月11日
こんにちは ハピネスパーク牧野霊園の富松です。
ここ大阪、枚方市のハピネスパーク牧野霊園のシンボルツリーとしても皆様に愛着を持っていただいているオリーブの木ですが、今年もたくさんの実を付けています。
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目次
開眼供養(開眼法要)とは?
開眼供養(かいげんくよう)とは、新しく建立したお墓や仏壇、仏像などに僧侶が読経を行い、魂を宿して礼拝の対象とするための儀式です。お墓や仏壇は単なる物ではなく、開眼供養を行うことで、故人やご先祖様をお祀りする正式な対象としての意味を持ちます。「開眼法要」や「魂入れ」、「入仏式」とも呼ばれ、仏教の伝統的な供養のひとつです。
宗派によっては「入魂式」や「仏壇開眼」など、異なる呼び方をすることもあります。特に浄土真宗では「開眼」という概念がなく、「入仏法要」や「遷座法要」として行われます。宗派ごとの違いもあるため、事前に確認することが大切です。
開眼供養の必要性とは?
開眼供養は、単なる儀式ではなく、次のような意味を持っています。
- 仏様や故人の魂を迎える
お墓や仏壇を購入しただけでは、まだ「物」にすぎません。開眼供養を行うことで、そこに仏様や故人の魂が宿るとされ、正式な礼拝対象となります。 - 故人や先祖を供養する
開眼供養を通じて、故人の霊を供養し、遺族が心を込めて手を合わせる場所としての意味を持たせます。これにより、家族が安心して供養を続けることができます。 - ご先祖様とつながる
お墓や仏壇は、ご先祖様とのつながりを感じる大切な場所です。開眼供養を行うことで、故人との絆をより強く感じることができます。
開眼供養の準備と当日の流れ
事前準備
開眼供養をスムーズに行うために、事前に以下の準備をしておきましょう。
1. 僧侶の手配
開眼供養は、菩提寺(先祖代々のお寺)や霊園の提携僧侶に依頼します。依頼の際は、日程や場所を相談し、必要なものを確認しましょう。
2. 供物・供花の準備
お墓の開眼供養では、お供え物として以下を準備します。
- 供花(菊や百合など、仏事に適した花)
- 果物(リンゴ、ミカンなど)、お米、精進料理など
- 線香・ろうそく
- 仏具(塔婆、お鈴など)
3. 服装の選び方
開眼供養は法要の一種であり、喪服や地味な服装が適しています。喪服が難しい場合は、黒や紺、グレーなどの落ち着いた服を選ぶとよいでしょう。
当日の流れ
開眼供養の当日は、僧侶が読経を行い、故人や仏様の魂を迎え入れます。お墓の開眼供養の流れは以下のようになります。
- 僧侶による読経
- 仏壇やお墓の前でお経を唱え、魂を迎える儀式を行う。
- 焼香
- 参列者が順番に焼香をし、手を合わせる。
- 開眼の儀
- 仏壇や墓石に「魂入れ」を行う。
- 法話
- 僧侶による法話が行われることもある。
- 終了・納骨
- 納骨法要と合わせて行うこともあり、その場合は納骨後に墓前でお参りをする。
開眼供養のお供え物
開眼供養にお供えするものとして一般的なのが、
御神酒、塩、米、折詰料理や精進料理、海の幸、山の幸、野の幸、果物、丸餅、などです。
この世のすべての作物を供えるということから、このような形になったと言われます。
開眼式の御供物は、魂を迎える神聖な儀式として、格式を重んじたものを選ぶことが大切です。
御供物を用意する際は、以下のポイントを押さえて準備しましょう。
花(供花)
- 菊・百合・カーネーションなど、仏事にふさわしい花を選ぶのが一般的です。
- トゲのある花(バラなど)や、毒のある花(彼岸花など)は避けるのが基本。
果物、海の幸、山の幸、野の幸
- りんご、みかん、バナナ、柿、根菜など、仏壇やお墓にお供えしやすいものを選ぶ。
- 香りの強い果物(ドリアンなど)や、傷みやすいものは避ける。
- 果物は「四(死)」や「九(苦)」を連想させる個数は避け、3個・5個など奇数で供えるのが一般的。
線香・ろうそく
- お墓や仏壇の前で焚くため、事前に用意しておく。
- 宗派によって線香の焚き方が異なるため、確認しておくとよい。
開眼供養の費用とお布施の相場
お布施の相場
開眼供養を行う際、僧侶にお布施を渡すのが一般的です。お布施の金額は地域や宗派によって異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。
内容 | 相場 |
開眼供養のお布施 | 3万円〜10万円 |
お車代(僧侶の交通費) | 5,000円〜1万円 |
御膳料(食事代) | 5,000円〜1万円 |
お布施の渡し方
お布施は「白封筒」または「のし袋」に入れ、表書きを書いて渡します。表書きは以下のように記載します。
- 仏教の場合:「御布施」「開眼供養御礼」
- 神道の場合:「御礼」「玉串料」
- キリスト教の場合:「献金」「御礼」
封筒の下部には施主(依頼者)の名前を記載し、袱紗(ふくさ)に包んで持参するのがマナーです。
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開眼供養をしないとどうなる?
「開眼供養をしないとダメなの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
開眼供養には仏様や故人の魂を迎える意味合いがあり、多くの宗派で重要視されています。実際、開眼供養を行うことで心の区切りがつき、ご先祖様や故人を敬う大切な機会となるため、多くの方が実施しています。しかし、「絶対に開眼供養をしなければならない」という決まりがあるわけではありません。ご自身やご家族の気持ちを大切にしながら決めるのがよいでしょう。
開眼供養を行わない宗派
浄土真宗では、「開眼」という考え方がなく、「入仏法要」や「遷座法要」という儀式が行われます。これは、仏像やお墓が神聖なものになるのではなく、すでに仏の教えが宿っているという考え方に基づいています。
開眼供養をしないケース
- 先祖代々のお墓をそのまま使用する場合
既存のお墓を受け継ぐ場合、すでに開眼供養が済んでいるため、新たに行う必要はありません。ただし、墓石を新しくしたり、別の場所へ移転する場合は「遷座供養」などの儀式を行うことがあります。
- 仏壇をそのまま使う場合
すでに使用されている仏壇を継承する場合も、改めて開眼供養をする必要はないとされることが多いです。
- 遺骨を樹木葬や納骨堂に納める場合
樹木葬や納骨堂では、個別のお墓を持たないため、開眼供養を行わないことが一般的です。
まとめ
開眼供養は、新しく建立したお墓や仏壇に故人の魂を迎え入れ、正式な供養の場とする大切な儀式です。その意味や必要性、準備の流れ、お供え物の選び方などを理解することで、より心を込めた供養ができるでしょう。宗派によって考え方や作法が異なるため、事前に確認し、ご家族の意向を大切にしながら進めることが大切です。
また、開眼供養を行うことで、ご先祖様とのつながりを深めるとともに、家族にとっても心の区切りとなり、安心して供養を続けていくことができます。
お墓や仏事のことで疑問や不安があれば、お気軽にハピネスパークのスタッフまでご相談ください。皆様の大切な供養の場を、心を込めてお手伝いさせていただきます。
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