%e4%be%9b%e9%a4%8a

よくあるご質問

一覧に戻る

再火葬とは?必要なケースと手続きのポイント

現代の日本では火葬が当たり前ですが、数十年以上前のお墓には「土葬」されたご先祖様が眠っていることが少なくありません。そうしたご遺骨を現代的なお墓や納骨堂へ移す際に必要となるのが「再火葬」です。

 

Q. 「再火葬」とは、具体的にどのようなことをするのですか?

A. お墓から掘り出したご遺骨を、火葬場でもう一度焼き、清潔な「焼骨(しょうこつ)」の状態にすることを指します。

 

「一度焼いたものをもう一度焼く」のではなく、多くの場合「土葬されていたご遺骨を初めて火葬する」、あるいは「火葬が不十分で土に還りきっていないお骨を改めて火葬し直す」ことを総称して再火葬と呼んでいます。

これにより、湿気や汚れを含んだご遺骨が、乾燥した清潔なパウダー状や骨片の状態になり、新しい納骨先へ収めることができるようになります。

 

Q. どういったときに再火葬が必要になりますか?

A. 主に「土葬されたお墓」を改葬(引っ越し)したり、墓じまいしたりする時に必要です。

具体的には以下のようなケースです。

土葬のお墓を移すとき: 昔ながらの土葬のお墓からご遺骨を取り出し、現代的な霊園や納骨堂へ移す場合。

新しい納骨先のルール: 現代の納骨堂や合祀墓、樹木葬の多くは「火葬済みの焼骨」しか受け入れてくれません。衛生上の理由から、土葬のまま(お骨のまま)では断られることがほとんどです。

お骨の劣化が激しいとき: 以前火葬されていても、お墓の中の環境(水没など)によりお骨の状態が悪化している場合、供養の節目に再火葬して整えることがあります。

 

Q. なぜそのまま移動させてはいけないのですか?

A. 衛生面の配慮と、新しい納骨施設の「スペース」の問題があります。

衛生上の理由: 土葬されたご遺骨には土や微生物が付着しています。そのまま屋内の納骨堂などに持ち込むと、カビや悪臭の原因になる可能性があるため、火葬による殺菌・清浄化が求められます。

サイズの縮小: 再火葬することで、お骨の容積を小さくすることができます。限られたスペースの納骨箱や、他の方と一緒に眠る合祀墓へ納めるために必要な工程となります。

 

Q. 再火葬の手続きや流れはどうなりますか?

A. 自治体が発行する「改葬許可証」が必要です。勝手に火葬場へ持ち込むことはできません。

 

一般的な流れは以下の通りです。

自治体への申請: 現在のお墓がある役所に「改葬許可」を申請します。この際、備考欄などに「再火葬」の旨を記載することが多いです。

火葬場の予約: 許可証が得られたら、火葬場の「再火葬枠」を予約します。※友引や混雑時は予約が取りにくい場合があります。

発掘と搬送: 専門の業者(石材店など)にお墓を掘り起こしてもらい、ご遺骨を火葬場へ運びます。

火葬・収骨: 火葬が終わったら、新しい骨壺にお骨を収めます。

 

Q. 費用はどのくらいかかりますか?

A. 火葬場の使用料に加えて、業者への作業依頼料がかかります。

 

火葬料: 数千円〜数万円(自治体の住民割引が適用されるかどうかで大きく変わります)。

発掘・搬送代: 石材店などに支払う費用で、10万〜数十万円かかる場合があります(お墓の規模や人数によります)。

 

まとめ

再火葬は、単なる事務的な手続きではありません。土の中で長く眠っていたご先祖様を、火の力によって清め、現代のきれいな環境へとお迎えするための「思いやり」の儀式でもあります。

古いお墓をお持ちで、これからのお墓のあり方を考えている方は、まずは今のお墓が「土葬」なのか「火葬」なのかを確認することから始めてみてください。

むずかしいお墓の事を丁寧にご説明いたします。
故人と遺族の思いを大切にしたご提案ができます。

大阪に5つ、大分に1つの霊園を運営しています。
ご自宅近くの霊園を、ぜひ一度ご見学ください。

そのほかの「よくある質問」はこちら