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よくあるご質問

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遺影にふさわしい写真とは?どんなものを選べばいいですか?

Q.遺影にふさわしい写真とは?どんなものを選べばいいですか?

A. 最も大切なのは「故人らしさ」が伝わる、ご遺族の気に入った写真であることです。

 かつては写真館で撮影したような、かしこまった写真が一般的でしたが、現在ではスナップ写真など、自然な表情のものが好まれる傾向にあります。

以下のポイントを参考に、故人のお人柄が偲ばれるような一枚を選んでみてください。

  • 表情: 穏やかな笑顔など、その人らしい自然な表情が出ているもの。
  • ピント: お顔にピントがはっきりと合っているものが望ましいです。
  • 時期: 亡くなる前の5年以内くらいが一般的ですが、故人が気に入っていた写真であれば、それより前の写真でも問題ありません。

 

Q.スナップ写真を使いたいのですが、服装や背景が気になります。

A. ご安心ください。最近の画像加工技術で、服装の着せ替えや背景の変更が可能です。

 例えば、「旅行先で撮った最高の笑顔の写真だけど、服装がラフすぎる…」といった場合でも、スーツや着物、お気に入りの服などに自然な形で合成できます。背景も、無地のグラデーションや思い出の風景などに差し替えることが可能です。

まずは元となる写真の「表情」を最優先で選び、加工については葬儀社や写真店に相談してみましょう。

Q.スマホで撮った写真や、データしかないのですが遺影にできますか?

A. はい、可能です。

 デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真データからでも、もちろん遺影を作成できます。ピントが合っていて、なるべく高画質(解像度が高い)なデータであるほど、綺麗に引き伸ばすことができます。プリントされた写真がない場合は、写真データを探してみてください。

 

Q.遺影はいつまでに、どこで準備すればいいのですか?

A. 一般的には、お通夜までに葬儀社に依頼して準備します。

 お亡くなりになってから、葬儀社との打ち合わせの際に遺影にしたい写真(またはデータ)を渡すと、通夜までに額に入った状態で用意してくれるのが一般的です。

もし、ご自身で写真店などに依頼する場合は、通夜に間に合うか必ず確認しましょう。

Q.遺影を作成する費用はどれくらいかかりますか?

A. 費用の相場は、加工の内容にもよりますが、1万円~3万円程度です。

 この費用には、写真の加工(背景変更や着せ替えなど)、プリント、額縁代などが含まれていることがほとんどです。複数の写真を合成したり、大幅な修正が必要だったりする場合は、追加料金がかかることもあります。

 葬儀プランに遺影写真の作成が含まれている場合も多いので、事前に確認しておくと安心です。

Q.生前に遺影を準備するのは、縁起が悪いのですか?

A.全く縁起の悪いことではありません。

 むしろ、近年では「終活」の一環として積極的に準備される方が増えています。生前にご自身で準備する一番のメリットは、「自分自身が最も気に入った、自分らしい一枚を選べる」ことです。ご家族に写真を探す手間や、どの写真にするか悩ませる負担をかけずに済みます。

最近では「終活撮影会」や「遺影撮影プラン」を用意している写真館も多く、プロのカメラマンと会話しながらリラックスした雰囲気で撮影できます。

Q.葬儀が終わった後の遺影は、どうすればいいですか?

A.決まったルールはありません。

 一般的には後飾り祭壇から四十九日まで飾り、その後は仏間や床の間、リビングなどに飾ります。

飾る場所に厳格な決まりはありません。ご家族が故人を身近に感じられる、お気に入りの場所に飾るのが一番の供養になります。大きな祭壇用の遺影とは別に、L判などの小さなサイズにプリントし直し、フォトフレームに入れて飾る方も多いです。

 

Q.遺影を処分したい場合は、どうすればいいですか?

 

A.遺影は故人そのものであり、魂が宿るものと考える方も多いため、丁寧に供養してから処分するのが望ましいでしょう。

 主な方法としては、以下のようなものがあります。

  • お寺や神社で供養してもらう: 「お焚き上げ」として供養・焼却してくれます。
  • 遺品整理業者に依頼する: 他の遺品と合わせて供養・処分を依頼できます。
  • ご自身で処分する場合: 写真に塩をまいて清め、白い紙に包んでから、自治体のルールに従って処分します。

 

ご自身の気持ちが落ち着く、納得のいく方法を選びましょう。

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