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よくあるご質問

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初盆とはなんですか?何が必要ですか?

初盆とは四十九日後に初めて迎えるお盆を指します。初盆だけ白提灯が必要です。

そもそもお盆とは何ですか?

お盆は、仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)に由来しています。元々は、釈迦の弟子である目連尊者が亡き母親を救おうとしたことに由来し、先祖を供養する行事として知られています。お盆の期間には、亡くなった親族の霊が家に帰ってくると信じられており、家庭では精霊棚や迎え火、送り火などの準備が行われます。

初盆とは何ですか?

初盆とは、四十九日が過ぎ、初めて迎えるお盆を指します。

しかし、お盆の時期に四十九日が過ぎていない場合は翌年が初盆となります。

例えば、亡くなった時期が6月の場合、お盆が始まる時期に四十九日を終えていたら、その年のお盆が初盆となります。それに対して、亡くなった時期が7月中旬の場合、お盆が始まる時期に四十九日を終えていない為、翌年のお盆が初盆となります。

 

地域によっては、初盆ではなく「新盆」と呼ぶ地域もあります。内容に違いはなく、呼び方が違うだけです。

 

毎年あるお盆とは異なり、初めの一回を初盆と指すため、より豪華な飾り付けや、法要を行う場合も多く、通常のお盆よりも丁寧にお迎えし、故人を偲ぶ時間とされています。

初盆には何が必要ですか?

初盆における必要な道具は、通常のお盆と違いはありません。しかし、一点違いがあります。それは白提灯(しろちょうちん)もしくは白紋天(しろもんてん)が必要な事です。白提灯は、あの世から帰ってくる際に道に迷わないようという願いが込められています。初盆でしか使わない為、初盆が終わったらお焚き上げをして貰うことが一般的です。

 

他に必要な仏具は位牌や燭台など、必要なお供え物(五供)はそうめんやほおづきなどと、普段のお盆における祭壇(盆棚、精霊棚)と変わる部分はありません。

 

初盆法要の僧侶に対するお布施の目安は3万円~5万円程度です。熨斗袋の表書きは「御布施」です。ほかにも、お食事代として5千円~1万円、御車代として5千円~1万円をお渡しします。しかし、お盆は僧侶にとって一番忙しい時期ですので、より多くお渡しする事もあります。

 

法要の際、服装は遺族や親族は喪服、参列者は平服が一般的です。喪服の無いお子様は学校の制服、無い場合は黒や紺のボトムスに白シャツで問題ありません。

 

また、お盆でも香典をお渡しされる場合があります。故人との関係性にもよりますが、1万円~5万円が目安となっています。その際の香典袋は黒と白、もしくは双銀の水引がかかった袋を使います。この時の表書きは「御仏前」、「御供物」と書きます。

 

宗旨・宗派による初盆の違い

全国各地で広く行われているお盆ですが、宗旨や宗派によって初盆の迎え方が少し異なります。

 

・浄土真宗

霊という概念がなく、亡くなってしまったら全員仏であるという教えのため、お盆に法要など特別な法要は行いません。普段の一周忌などの周期法要も故人のために行うものではなく、残された側の心のためにする法要という考えがあります。精霊棚や精霊馬も不要であり、灯篭、打敷、供笥、蝋燭、線香を用意します。

 

・日蓮宗

初盆では仏壇の両脇に青竹を立てます。その間に細い縄を張ってほおづきなどを飾ります。お線香は1本、お焼香は1回のみ使用します。

 

・真言宗

真言宗でのみ盆棚に精進料理を飾り付けます。精進料理であるため、扱う食品は野菜や海藻などの植物性であることが基本です。その際、 にらやニンニクなどの香味野菜は使いません。

 

・神道

仏教では先述のように亡くなってから四十九日を過ぎていない場合は次のお盆が初盆になりますが、神道では亡くなってから初めて迎えるお盆が初盆になります。

神式では、供養だけでなく家族の息災を祝う側面があります。お盆もお祝い事であると考えられ、家族が不幸なく無事にお盆を迎えられたことに感謝し祝う行事とされています。

お渡しする謝礼の表書きには「御祭祀料」、「御礼」と濃い墨で書きます。香典袋は無地、水引は黄白か黒白を選ぶことが一般的です。香典に関しては、表書きは「御神前」、「御玉串料」、「御榊料」と記載し、袋は無地、水引は黒白か双銀、双白のものが一般的です。また、お返しののし袋には「志」、「新盆志」と上部に記載し、挨拶状が必要です。

初盆での服装は、礼服や喪服ではなく、平服を着用することが好ましいです。

 

・キリスト教

初盆は仏事であるため、キリスト教で開催する儀式はありません。

まとめ

四十九日が過ぎているかどうかで初盆が今年なのか翌年なのか変わります。また、どの宗派でも白提灯を用意することが多いようです。しかし、宗派や地域によって違いもあるため、何が必要か、どんな準備をしたらよいかは菩提寺などに聞いてみることも良いでしょう。

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