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情熱の赤をまとう、名品種 ― クリスチャン・ディオールのバラ

ファッション界の巨匠「クリスチャン・ディオール」の名を冠したバラ――。

その名のとおり、上品さと華やかさを兼ね備えた、まさに“ブランドローズ”と呼ぶにふさわしい存在です。

「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」は、フランスの育種家 メイアン(Meilland)社 によって作出されたハイブリッド・ティー系統のバラ。
深みのある鮮紅色の大輪花が特徴で、ひと目見た瞬間に印象に残るほどの気品と力強さを放ちます。

花の特徴

  • 花色:ベルベットのような質感をもつ深紅。咲き進むにつれて少しずつ柔らかな赤へ変化。

  • 花形:典型的なハイブリッド・ティー型の高芯剣弁咲き。一輪咲きで、花径は約12〜14cmほどの大輪。

  • 香り:やや控えめながら、ほのかにスパイシーで上品な香り。

  • 咲き方:春から秋にかけて繰り返し咲く四季咲きタイプ。

花弁数が多く、ひとつの花がしっかりと形を保つため、切り花にも向いています。
生花店で「真紅のバラ」を象徴する品種として扱われることも多いです。

樹形と育てやすさ

  • 樹高:およそ90〜150cm前後。まっすぐ伸びる端正な樹形。

  • 樹姿:半直立性で、株元からしっかり枝を出す。

  • :濃緑色で厚みがあり、赤花とのコントラストが美しい。

ただし、黒星病やうどんこ病に弱いという一面もあります。
風通しの良い場所に植え、梅雨や夏場の蒸れに注意すれば、長く美しく育ちます。
定期的な薬剤散布や葉水で、健康的な株を保つのがポイントです。

名前に込められた“美の哲学”

クリスチャン・ディオールという名前を冠したこのバラには、「優雅さ」と「情熱」の両方が息づいています。
ファッション界で女性の美を追求したディオールのように、このバラもまた、“見る人の心を高揚させる存在”です。

花そのものの気高さはもちろん、凛とした立ち姿、そして深紅に輝く花びらが、
まるでディオールのドレスのように、庭を華やかに彩ってくれます。

この記事を書いた人

営業部・PR担当

荻本 楓

Kaede Ogimoto

資格

お墓ディレクター2級・食品衛生管理者・ユニバーサルマナー検定2級・海洋散骨アドバイザー

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