樹木葬とは?お墓じまいを考える人に選ばれている理由
投稿日:2025年10月01日
目次
樹木葬とは?基本の仕組み
樹木葬とは、墓石の代わりに木や花などの自然を墓標として、大切な人の遺骨を埋葬する新しい供養の形です。
日本では1999年に岩手県で始まり、その後都市部を中心に広まりました。
樹木葬には大きく3つのタイプがあります。
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合同型 … 多くの方の遺骨を一緒に埋葬するタイプ
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個別型 … ひとり一人の区画があり、個人や家族ごとに埋葬できるタイプ
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永代供養型 … 承継者がいなくても、霊園や寺院が永続的に供養を行うタイプ
従来のお墓との違いは、石碑や広い区画を必要としない点です。自然に寄り添いながら眠れることが、多くの人に受け入れられています。
お墓じまいが増えている理由
近年「お墓じまい」という言葉が広がっています。
これは、先祖代々のお墓を閉じて別の方法に改葬することを指します。
その背景には、次のような社会的な変化があります。
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承継者がいない … 少子化や核家族化により、お墓を守る人がいなくなっている
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費用の負担 … 墓石の建立には100万〜200万円、さらに年間の管理料も必要
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立地の問題 … 遠方にあるお墓は、管理やお参りが困難
こうした理由から、手間や負担の少ない供養の形を探す人が増え、樹木葬が注目を集めています。
樹木葬が選ばれているメリット
樹木葬の一番の魅力は、自然の中で安らかに眠れることです。
費用が比較的抑えられる
一般墓に比べて初期費用や管理料が低く、永代供養料込みで30〜70万円程度が目安です。
自然に囲まれた環境
墓石ではなく、木や花が墓標となるため、四季折々の景観を楽しめます。訪れる人も心癒されるでしょう。
家族に負担をかけない
永代供養が前提のプランが多いため、「将来誰が管理するか」という心配がいりません。
新しい価値観
「自然に還りたい」「華やかな花に囲まれて眠りたい」という願いを叶える、現代的な供養の形です。
注意すべきデメリット
一方で、樹木葬にも留意すべき点があります。
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埋葬場所が限られており、希望する地域に必ずあるとは限らない
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石のお墓のように「家の象徴」にはなりにくい
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樹木の成長や環境の変化により、数十年後の景観は変わる可能性がある
そのため、必ず現地を見学して雰囲気を確かめることが大切です。
樹木葬を選ぶ前に確認すべきこと
契約前に必ず確認しておくべき点は次の通りです。
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費用の内訳 … 永代供養料・管理料・法要料が含まれているか
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契約内容 … 供養期間が何年か、期間後は合祀されるのか
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見学の重要性 … 写真や資料だけでなく、実際の霊園を訪れて確認すること
霊園ごとに内容や費用が大きく異なるため、事前の比較検討は必須です。
ハピネスパークの樹木葬事例
私たち「ハピネスパーク 千年オリーブの森」では、スペインから運んだ樹齢1000年のオリーブの木をシンボルとし、四季折々の花々とともに眠る樹木葬を提供しています。
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千年オリーブの木に見守られる個別樹木葬
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春はバラ、秋はマメツゲなど、花と緑に囲まれる環境
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ご家族の声:「お参りに来ると花が咲いていて、心が明るくなる」
従来の「暗くて寂しいお墓」とは全く違う、明るく華やかな空間が特徴です。
まとめ
お墓じまいが増える現代において、樹木葬は「自然と共に眠る」「家族に負担をかけない」という新しい価値を提供しています。
大切なのは、「自分や家族にとってどんな供養が安心できるのか」を考えることです。
未来を見据えた選択として、樹木葬は今後ますます多くの人に選ばれていくでしょう。
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