蓄膿症(ちくのうしょう)とは? 千年オリーブの森 大阪 京都 奈良 生駒市
投稿日:2025年04月19日
こんにちは。千年オリーブの森(京阪奈墓地公園内)中野です。
蓄膿症とは?
鼻の病気の一種である、蓄膿症(ちくのうしょう)は、正式には「慢性副鼻腔炎(まんせいふうびくうえん)」といいます。
副鼻腔という顔の骨の中にある空洞に膿(うみ)がたまり、鼻づまりや頭痛などの症状を引き起こします。
風邪や花粉症などのアレルギー性鼻炎がきっかけで発症することが多いです。
発症する他の原因としては、鼻中隔のゆがみ、鼻のポリープ、喫煙や大気汚染、免疫力の低下なども関係します。
蓄膿症症状、風邪との違い
・鼻づまり
・鼻水(黄色や緑色)
・頭痛や顔面(鼻部)の痛み
・においがわからない
・倦怠感や集中力の低下
・微熱(37℃前後)
・軽い喉の痛み
【風邪症状との違い】
風邪はウイルスによる一時的な感染で、発熱や喉の痛み、鼻水などの症状が数日~1週間程度で治まるのが特徴です。
一方、蓄膿症は、風邪が長引いたり、細菌感染を起こして、副鼻腔に膿がたまるため、ドロッとした黄色や緑色の鼻水が出るなど、2週間以上続くことが多く、自然には治りにくいのが特徴です。
蓄膿症の場合、膿や細菌が腐敗することにより、鼻水が悪臭を放つ場合があります。
蓄膿症の治療方法
・抗生物質の服用
・ネブライザー吸入
・点鼻ステロイド薬
重症の場合には、内視鏡下副鼻腔手術や、ポリープがある場合には、切除術を行います。
蓄膿症を放置するとどうなる?
蓄膿症を長期間放置してしまうと、以下のような深刻な合併症を引き起こす恐れがあります。
① 慢性化して治りにくくなる
一時的に良くなっても再発を繰り返し、慢性副鼻腔炎として定着してしまうケースが多いです。長引く鼻づまりや頭痛、集中力低下など、日常生活の質が低下する原因になります。
② においを感じにくくなる(嗅覚障害)
副鼻腔に膿がたまると、嗅覚を司る神経がダメージを受け、においを感じにくくなることがあります。進行すると、味覚にも影響する場合があります。
③ 目や脳への感染(稀だが危険)
副鼻腔は眼や脳に近い部位にあるため、重度の場合、感染が広がって「眼窩炎」や「髄膜炎」などの重大な合併症につながるリスクもゼロではありません。
④ 気管支炎やぜんそくの悪化
副鼻腔に溜まった膿が喉や気道に流れ込むことで、気管支炎やぜんそくの症状を悪化させることがあります。特にアレルギー体質の方は注意が必要です。
まとめ
蓄膿症自体は他人に感染させることはありませんが、元の風邪のウイルスはうつる可能性があります。
風邪と蓄膿症は似た症状が多いため、自己判断だけでは見極めが難しいこともあります。
適切な治療を行えば悪化を防ぐことも可能なので、異変を感じたら、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
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