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蓄膿症(ちくのうしょう)とは? 千年オリーブの森 大阪 京都 奈良 生駒市

こんにちは。千年オリーブの森(京阪奈墓地公園内)中野です。

 

蓄膿症とは?

鼻の病気の一種である、蓄膿症(ちくのうしょう)は、正式には「慢性副鼻腔炎(まんせいふうびくうえん)」といいます。

副鼻腔という顔の骨の中にある空洞に膿(うみ)がたまり、鼻づまりや頭痛などの症状を引き起こします。

風邪や花粉症などのアレルギー性鼻炎がきっかけで発症することが多いです。

発症する他の原因としては、鼻中隔のゆがみ、鼻のポリープ、喫煙や大気汚染、免疫力の低下なども関係します。

 

蓄膿症症状、風邪との違い

・鼻づまり

・鼻水(黄色や緑色)

・頭痛や顔面(鼻部)の痛み

・においがわからない

・倦怠感や集中力の低下

・微熱(37℃前後)

・軽い喉の痛み

 

【風邪症状との違い】

風邪はウイルスによる一時的な感染で、発熱や喉の痛み、鼻水などの症状が数日~1週間程度で治まるのが特徴です。

 

一方、蓄膿症は、風邪が長引いたり、細菌感染を起こして、副鼻腔に膿がたまるため、ドロッとした黄色や緑色の鼻水が出るなど、2週間以上続くことが多く、自然には治りにくいのが特徴です。

 

蓄膿症の場合、膿や細菌が腐敗することにより、鼻水が悪臭を放つ場合があります。

 

蓄膿症の治療方法

・抗生物質の服用

・ネブライザー吸入

・点鼻ステロイド薬

重症の場合には、内視鏡下副鼻腔手術や、ポリープがある場合には、切除術を行います。

 

蓄膿症を放置するとどうなる?

蓄膿症を長期間放置してしまうと、以下のような深刻な合併症を引き起こす恐れがあります。

① 慢性化して治りにくくなる

一時的に良くなっても再発を繰り返し、慢性副鼻腔炎として定着してしまうケースが多いです。長引く鼻づまりや頭痛、集中力低下など、日常生活の質が低下する原因になります。

② においを感じにくくなる(嗅覚障害)

副鼻腔に膿がたまると、嗅覚を司る神経がダメージを受け、においを感じにくくなることがあります。進行すると、味覚にも影響する場合があります。

③ 目や脳への感染(稀だが危険)

副鼻腔は眼や脳に近い部位にあるため、重度の場合、感染が広がって「眼窩炎」や「髄膜炎」などの重大な合併症につながるリスクもゼロではありません。

④ 気管支炎やぜんそくの悪化

副鼻腔に溜まった膿が喉や気道に流れ込むことで、気管支炎やぜんそくの症状を悪化させることがあります。特にアレルギー体質の方は注意が必要です。

 

まとめ

蓄膿症自体は他人に感染させることはありませんが、元の風邪のウイルスはうつる可能性があります。

風邪と蓄膿症は似た症状が多いため、自己判断だけでは見極めが難しいこともあります。

適切な治療を行えば悪化を防ぐことも可能なので、異変を感じたら、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

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