オリーブの花

投稿日：2024年05月19日

気温も高くなり植物は喜んでいるのではないでしょうか

オリーブといえば、地中海沿岸や小豆島の風景を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。多くの人を魅了するオリーブ。今回は、そんなオリーブの花について、その特徴や花言葉、育て方などを詳しくご紹介していきましょう。

オリーブの花は、初夏になると葉腋から10～30個ほどが房状に集まって咲きます。花色は白で、直径はわずか3mmほどと小さく可憐です。ほのかに甘い香りが漂い、辺りの雰囲気を優しく包み込みます。

オリーブの花には、「平和」、「豊穣」、「勝利」、「知恵」、「不滅」といった花言葉があります。これらの花言葉は、オリーブが古くから人々の生活に深く根付いてきたことや、その実から採れるオリーブオイルが様々な効能を持つことから付けられたと言われています。

平和: オリーブは、古代ギリシャやローマ神話では平和の象徴として扱われてきました。また、聖書にも鳩がオリーブの枝を持ってノアのもとへ帰ってきたという記述があり、そこから平和の象徴として広く知られるようになりました。
豊穣: オリーブは、実が豊かに実ることから、豊穣の象徴とされています。古代ギリシャでは、豊穣の女神アテネの神聖な木とされ、豊作を願う人々から敬われていました。
勝利: オリーブは、古代オリンピックの勝利者に贈られる冠として使われていました。これは、オリーブが力強さや生命力を持っていると考えられていたためです。
知恵: オリーブは、知恵の女神アテナのシンボルとして知られています。また、オリーブオイルには脳の働きを活性化させる効果があることが科学的に証明されており、そこから知恵の花言葉もつけられました。
不滅: オリーブは、地中海沿岸の厳しい環境でも力強く育つことから、不滅の花言葉が付けられています。また、オリーブの木は寿命が非常に長く、何百年も生き続けるものもあります。