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猫はいつ日本にやってきたのか

こんにちはハピネスパーク牧野霊園の荻本です

家族として迎えられることも多くなった猫ですが、一体いつ頃から日本にやってきたのでしょうか?

猫はいつ日本にやってきたのか

猫は平安時代に遣唐使船に乗せられてやってきたのが起源と言われていました。当時、歴史的な建造物に住み着くネズミに悩まされていた為、その対策として遣唐使が持ち帰ったとされています。

そのため当時は唐猫と呼ばれ、ネズミ対策として非常に役立つ動物として飼われました。

 

 

ハピネスパーク 千年オリーブの森 たま園長

実は弥生時代から生息していたかも

その後の研究で長崎県壱岐市のカラカミ遺跡でイエネコのものとされる骨が発掘されました。

これにより弥生時代からすでに日本には猫が存在していたという説もでてきました。

 古代日本の猫は、貯蔵していた穀物をネズミや昆虫から守る役割をしていました。

 

平安時代~安土桃山時代

平安時代になると、猫はようやく現代のようにペットとして扱われはじめます。しかし、当時は数も少なく貴重な存在であったため、猫の飼育は限られた高貴な身分の人のみしか飼うことができなかったようです。

慶長7年(1602年)になるとネズミ駆除の目的として猫を放し飼いにするようお達しがありました。

しかしまだまだ数が少なく貴重だった為猫の絵が重宝されたり 縁起物である招き猫が生み出されるなど守り神としても親しまれるようになっていきました。やがて庶民の間でもネズミ駆除のために猫を飼う習慣が広りました。

 

文芸作品でも登場するように

江戸時代末期に活躍し歌川国芳は、猫にまつわる浮世絵を数多く残した浮世絵師ですが、かなりの愛猫家だったそうです。

その後夏目漱石の「吾輩は猫である」など人々に愛され、親しまれていきます。

第二次世界大戦が終わって庶民にも生活のゆとりが生まれると、動物をペットとして飼う家庭も増え始め、現代でも愛されています。

 

↓私の家で飼っている猫です。

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