伊賀上野城について
投稿日：2023年10月06日
こんにちは、枚方の霊園ハピネスパーク千年オリーブの森
枚方 牧野の栗原です。
お彼岸が過ぎて幾日か経ちましたがやっと気温が下がって
きたように感じます。日中はまだまだ暑く感じる日もあります
が、少しづつ涼しくなってきたようです。
牧野霊園の植栽も少しづつですがバラの花も咲いてきていま
す。オリーブも実をつけていますし、ヤマボウシも実が少しずつ
大きくなっていました。
伊賀上野城について
伊賀上野城は、三重県伊賀市上野丸之内にあった平山城
です。川が南北西側に流れる要害の地にあります。織田信雄
の家臣の滝川氏が砦を築いたが、のちに脇坂安治によって落
城しました。その後筒井氏により改修を受け、藤堂高虎が拡張
しましたが、大阪夏の陣により豊臣氏が滅んだため未完成のまま
江戸時代を過ごしました。昭和42年城域一帯が国の史跡に指
定され、上野公園として整備されました。見どころして高虎の作っ
た高さ30ｍの石垣や武器庫などがあります。
平安時代は平清盛に建立されたお寺があったと言われています。
室町時代は守護大名の二木氏の館がありました。二木氏は一
度豪族らに滅ぼされましたが織田信長の援助で返り咲きました
が支持を得られず追放されました。
戦国時代は信雄の家臣滝川氏が守護になりましたが、豊臣時
代は脇坂氏が守護となりました。その後筒井氏が城主となり関
ヶ原の合戦に東軍として参戦しました。その後この地の重要性に
鑑み筒井氏は領地没収となりました。
江戸時代になり藤堂家が入国しました。大和・紀伊を押さえるた
めに上野城の大幅な改修を行い大阪方に備えました。天守閣が
大風により倒壊しましたが、その後豊臣方の滅亡で再建されること
はありませんでした。江戸時代は藤堂氏が明治維新まで領しました。
明治後は廃城令では廃城処分とされ石垣上の構造物の多くが
取り壊されました。
昭和7年川崎克氏が私財を投じて復興天守閣を再建しました。コンク
リート建築で復興された大阪城とは違い、木造、瓦葺、白漆喰で建
てられました、史的考証なしで建てたため敷地半分程度しか使用し
ていないようです。
このほかにも様々な物や建物がありますので是非調べてみて下さい。
