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ちょっと本を買ってみました

こんにちは。ハピネスパークの田原です。

毎日寒いですね。最近、お墓の現場調査が多いので、よく外出をするのですが、
事務所に帰ってきても、足元が冷えてなかなか温まりません。年なんでしょうかね・・・(笑)。

ところで、私は読書が苦手でして、数ページをめくると、まぶたが自然と閉じてしまうのでした(苦笑)。
しかし、読書の秋ではありませんが、最近、読書の楽しさに気付きまして(今ごろなんですけど・・・)、勢いでこんな本を買ってみました。

著者はみなさんもご存じの評論家として活躍されている宮崎哲弥氏です。
本のタイトルは「仏教教理問答」という本。

早速読んでみましたが、これはハッキリ言って超むずかしい・・・(苦笑)。
仏教のハウツー本的なことは一切なし。仏教のことをある程度、理解していないとすぐに読むのを断念してしまうほど、 超レベルの高い本でして、自分の不勉強さを改めて思い知らされました。

この本は5人のお坊さんと宮崎氏の対談形式で構成されており、仏教とは何なんだろう的なことを対談されているのですが、カルト教団に入信する若者の心境や死刑制度の是非、檀家、家制度の崩壊の背景など、現代の諸問題と仏教とを絡めた内容も書かれており、その辺りは興味深く読ませていただきました。

この業界に身をおき、お客様との間で、避けては通ることができない宗教の話。
こと日本では大半の方が仏教徒ということなので、仏教のことについては、自分の知識教養をもっと高めていかなければならないのことは言うまでもありません。

私は今のお仕事をするまでは宗教とは無縁だと思っていまして、全くと言っていいほど宗教には無関心でした。
今回、この本を読んでみて「仏教とはこんなもんかなぁ・・・」ということが漠然とですが、
うっすらと何かわかったような気がします。それは何かスーっとする清涼剤的な感覚でした。

かなり難しい本ですが、仏教のことに関心がより持てて良かったです。
この本を熟読できた時は、改めてレビューを書いてみたいと思います。